みなさんどうも、長らくご無沙汰していて、
最後の活動報告をしてから約一年二ヶ月ぶりの投稿となりました。
大型低気圧が過ぎた後気温低下が著しく体調を崩されている方も
多いのではないかと思います。どうぞお体ご自愛下さい。
改めまして、Gipsです。心身状態の急速な悪化によって持病が重篤化し、
以前の活動報告にも書いた通り、悪化の一途を辿った持病により
一昨年の暮れ頃より入院せざるを得ない状況となっておりました。
しかし奮闘の結果この秋頃までに最悪の状態は抜け、今日に至っています。
病院の中ではいろいろな人や機械のお世話になりました。
そのうちの一つ、いつかに撮った、
脳波測定用端末の写真を載せておきます。
（→http://8901.mitemin.net/i118425/
http://8901.mitemin.net/i118429/
http://8901.mitemin.net/i118428/　

これをほぼ一日中体につないでいました。痛くはないですが
外見がロボットみたいになるのであまり気分はよくなかったです。
入院初期の睡眠時は巨大な金属の金庫の様な空間に入りました。
「金庫の様な」といったのは、見た目も勿論ですが、
扉が鋼鉄製（厚さ１５センチほど）なのと、
その錠が破壊防止チェーン付きだったからです。
中にはしっかり換気口があるので呼吸は問題ありません。
朝の規定時間になるまではここにいる必要があります。
その間は非常事態でも起きない限り鍵は開きません。
これは患者負担の大きな軽減とともに医療関係者の負担も軽減するためで、
双方にメリットのある事です。結果的には
しばらくして、私には特定の無意識活動や突然の意識消失・情動脱力発作等が
ほとんど無く良好だという評価が出て、二・三日で通常病室に移りました。
この時点で他の重症患者よりかなり回復が早くなるだろうという
前向きな見込みが両方に発生したので、
私の入院生活はかなり楽だったのだろうと思います。
あくまでも「比較的」という話ですけどね。それはさておき
この箱の中では先程の小型機械から電極コードを抜き
内壁にある端子に接続します。
当然ですが、ここの機械のほうが「機械」で、
端末よりは悪くない気分でした。
一応軽く私の罹患している病気及びその患者群について説明すると、

・統計的にこの患者群のほぼ全てが複数の精神機能障害を
　抱えており、大多数は３種以上。
　（単一の病名でないため「○○病」という名称はない。私は４種）

・言語障害や知能障害はなし。身体の部分的損傷はごく少数有り。
　（自己衝動によるものが９割超）

・知能指数（IQ）は高く、１４０以上がかなりを占める。
（私は１２０ちょっとで平均値より大幅に低く、何となく申し訳なかった）

・学生時代や社会人２・３年目までは非常に上手くいっていた人が
過大なストレスによる精神的疲弊で重症化したパターンと、
少年期に多大な精神的打撃を受け、そのまま入院。
という２パターンがほぼ全て。（私は前者）

・協調性に乏しく責任感が過剰で、自信過多及び自己卑下両方の傾向が
強くみられるため人に助けを求める事をせず、重症患者になるまで
自身を放置するケースが８割以上。（私は比較的早期らしい）

・総じて自殺率は低く、鬱病と比べるとかなり低い水準にある。

・高機能自閉症（アスペルガー症候群）の罹患率は約１００％

大体こんなところです。
治療がうまくいき社会復帰に成功した人の多くは可能な限り、
ストレスを避けるためなるべく自身の都合が利く仕事を行うそうです。
デイトレーダーや翻訳業、プログラム関連等が主にあげられます。
私はまだ未定ですが、語学力を生かす仕事なら悪くないと思っています。
以上、近況報告でした。
いろいろ省きましたが、詳しく辛い暗い話をすると、
それはもう、とめどなくなりますので、あえてゼロの方向でお願いします。
末筆で、繰り返しにはなりますが、寒暖差の激しい折、
風邪などひかぬよう健康に気をつけて毎日生活してくださいね。
いろいろお話ししたい事は多々有りますが、取り敢えずという事で。
それでは、またの機会に。