まがりなりにも拙作みたいな物を書いてる手前、やっぱ史実の明石艦をもっともっと調べたいという欲求に押され、最近は海軍の辞令を昭和１２年から前頁全て読む事をしております。上は大将から下は少尉候補生までと羅列される辞令公報を一つ一つ読むのは大変ですが、人事面に見る発見がたくさんあって面白いです。一応、明石艦竣工時の艦長以下、各科長級の士官と乗組士官、つまり初代明石艦幹部の面々のお名前を全て割り出しました。あくまでも事例の上で見たものですが。
　今後、それ以降の変遷を表にして作中の時間軸での明石艦幹部組織表を作成するつもりですが、拙作連載当初はここまでは調べてはおりませんでした。時間を見て修正に繋げていきたいです。

　手持ちの日本海軍士官総覧と組み合わせて読むと、薄らとですが人事局の人選眼といいますか、そういうのも垣間見れて興味深いですね。作中の明石よろしく、日々勉強です！