2014年04月03日 (木) 11:30
本日、拙作に初めて感想というものを頂きました。
「なろう」での執筆活動中に「感想」をつけて頂いたのは初めてです。一応、「なろう」外で作品評価を頂いたことなどはありますけどね。
さて、自分の作品に感想を貰えるというのは、作品を手掛ける者にとって実に喜ばしいことだと思います。
自分がその作品に注いだ情熱、努力といったものが路傍の石ころのごとく無視されるのではなく、作品の鑑賞を通じて間接的に認められたのだと感じる瞬間だからです。
見ていないもの、理解していないものに本来の意味での「感想」は書けませんからね。
今回私が頂いた感想は自分のプロット処理の甘さを指摘されるものでした。
「作者が自分の頭の中で思い描いた物語の筋道」と「読者が作品を通じて読み取った物語と、筋道」は異なるんだな、とはっきり自覚させられました。
第三者の意見は貴重です。自分ではどれだけ頭をひねっても考え付かなかったようなことをポンと言ってくれることがありますからね。
今回指摘された部分に関しては、これから是非とも意識して作品の執筆に活かして行きたいと思います。
それと、もう一つ。
書いたご当人は何の気なしに付け加えた一文だったかもしれませんが、「これからも更新、お待ちしております」という言葉を頂きました。
自分が感想を書くときも、社交辞令として似たような文言は付け加えていたと思います。
でも、ちゃんとした言葉として私の作品を評価してくれたという事実には変わりありません。
本当に励みになります。私の作品を追ってくださっている皆様の期待を裏切らないよう、頑張って更新をし続けていきたいという気持ちを新たにしました。
最後に。
この活動報告を読んだ方は、どうぞ色々な方の作品にご自分の感想、気づいたことを伝えてあげてください。
作者という人種は、自身の作品について誰よりも知っているように見えて、読者の誰よりも知らない物事も多いのです。
お気に入り登録やポイント評価はされているのに感想欄は空欄という作品をよく見かけます。
もっとこの「なろう」には感想があふれかえっていて良いと思います。
何気ない言葉であっても、どんな痛烈な批判であっても、自作と向き合ってくれた上での評価を少しも喜ばない作者は居ないのではないでしょうか。
「なろう」では、同じく素人作家活動をしている者としての意見、多くの素人作品を読み込んで得た感覚を活かした意見など、良い感想を書ける方は多いと思います。
皆様、是非「なろう」の感想欄を思うままに埋め尽くしてやってください。
拙作「異世界を征く兄妹 ―異能力者は竜と対峙する―」(旧題:「現代異能力者はドラゴンを倒せるか?」)に感想をつけて頂いたグロ魔術師さま、本当にありがとうございました。頂いたご感想、無駄にはいたしません。