二〇二三年、明けましておめでとうございます。
2023年01月01日 (日) 19:09
これまでのあらすじ
 


~~3か月くらい前~~

ボク「大学の非常勤講師? やります! 週何コマですか??」
部門のえらい先生「3コマ、前期のみ」

~~~~~~~~~つづく~~~


 中高の非常勤もやらないと無理かも。

 

●(←初日の出) 


 というわけで、明けましておめでとうございます、 gaia-73 です。
 寒すぎて体調が悪いけれど、しぶとく生きてます。

 先月、『崑械のアイオーン』(N1211CG)がPV10000を超えました。
 お読みいただいた皆様、本当にありがとうございます。底辺作品にしては読まれているのではないでしょうか(謎分析)。続きを書いてもいいだろうか。あと、密かに更新が続いている『「架空の作家」事典』(N1635BW)に関しては、10月に収録作家数が2000名を突破しました。
 2013年(大学1年生)の制作開始から約10年が経とうとしているのですが(早くて怖い)、まさか2000名とかに達するとは思っていませんでした。毎月1回は更新することをルーティン化しているので、時間が経てば経つほど収録者数が着実に増えていくわけですけど。なろうの投稿上限などを考えると、そろそろ本気で移植先を探さなくてはならないかも、と思っています。

 そう、あとは、博士論文は提出でき、予備審査も通過し、審査会と公開発表会も終えられました。現在は、審査会で指摘された不備(いくつか論証不足の箇所を補足、游明朝になっている箇所をMS明朝に、目次と初出一覧の項目を分離、参考文献リストが付いてないので付ける等)を修正するように、とのことで、今月第1週末〆切で最後の直しをしています。たぶん、これは私大独特の風習ではないかと思うのですが(普通、提出後に修正はできないですよね)、でも事務・教授会の承認を得てのことなので、手続き上問題はないようです。
 学位授与の可否決定が今月の半ばごろなので、それまでは気が抜けない(その後も気は抜けないんですけど)です。博論に入り切らなかった積み残しが山のようにあるので(修士論文で扱った内容が博論には組み込めなかったりとか…)、来年以降どうやって研究を続けていくのかも考えなくてはならないなと思います。幸い古風な人文科学系なので、資料代さえなんとかなればあとは在野でも続けられるとは思うのですが、文学研究的にはデータ=文献資料みたいなところがあるので、資金力がものを言いやすいのも確かなんですね。新しい切り口や方法でそれをカバーするのが腕の見せ所みたいな所があります。
 将来どうなるかわからないですけど、とりあえず非正規労働者として何年か頑張ってみたいと思います(これがトップ層だと、いきなり助教や講師になったりします。知ってる中で一番すごい方はいきなり特任准教授になってた。やばい)。駄目だったら、中高の田舎教師になるしかないな。高校生のころ(10年前…?)は、書くことで生きていきたかったんですけど、どうもまだまだ無理そうです。

 というわけで匿名をいいことにいろいろ吐き出しちゃってるんですけど(恥ずべき)、ほとんど見れてないので少ないですが、最後に最近見たアニメの話でもしたいと思います。

 「銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀」の第二章を地元の映画館で見たところ、缶ビール持ち込んでいるご老人(往年のファンの方なんでしょう)がいて、袋(つまみ?)をガサガサしてうるさいし、ラインハルトのセリフに対して声を出して応答するしで、全然集中できませんでした。とりあえず、演出が古風なので見づらい感じはどちらにせよありますね。
 「すずめの戸締り」も見れました(都会の映画館にした)。新海誠、エンタメに振ってた。いっしょに見た方はジブリっぽいとおしゃってました。そうかも。見てて楽しかったですが、社会批評性は失ってきてる感じ。
 「サイバーパンク:エッジランナーズ」は、ゲームやってないけど見ました。よくわからないけど、デイヴィッドがサイバー・サイコへの耐性があるという重要設定、作品内の情報だけを参照すると、アダム・スマッシャーの息子だから、という解答以外に整合的な解釈がなさそうなところが何ともな感じ(父殺しの失敗)。それはそうと、アダム・スマッシャーがカツオ・タナカなんじゃないかと、最終話見るまでワクワクしてたんですけど。
 「ぼっち・ざ・ろっく」、早く2期が見たい。原作買いました。
 「水星の魔女」、全然先の予想ができない。早く2期を見たいです。

「リコリス・リコイル」も設定変なこと以外はよかったですよね。リコリスって甘草(ルートビアやサルミアッキの原料)じゃなくて彼岸花にも使うんですね、知らなかった。
 
 そんな感じで今年も頑張っていきたいなと思います。
 なろうはそろそろ卒業してもいいかもしれないんですけど、小説を好きに書き散らせる場所って得難いんだなと最近気づきました。あとなぜか、学部生時代の後輩とか同輩とかがたまに見に来てくれているそうなので、続けていけるとよさそうだな、と思います。それでは。

 
コメント全2件
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gaia-73
2023年01月03日 01:46
ご無沙汰しております、新年おめでとうございます。
温かなお言葉痛み入ります。正月なので、高齢の親戚と会う機会が多いのですが、本を読むと本当に頭がいたくなるというお婆さんが、ただ毎日テレビを見ることしか楽しみがなくて、と言って暗い顔をしていたり、大企業勤めだった92歳になる祖父も、人と会うのが本当に大好きな人だったのに、友だちや知り合いがほとんど先に向こうに行ってしまって、生き甲斐がここ十年くらい感じられなくなってしまって、早く自分もむこうに行きたいといって泣くんです。
そういう姿をみていると、何か、人は形になって遺るようなことを、一生かけてでも続けていかなくてはならないのではないか、と思わされます。少なくとも、人として尊厳のある生の最後を求めるとすれば、それ以外に方法はないのではないかと(食える食えないは別のお話……)。文字に起こすとほんとに陳腐なんですよねぇ、こういうのって。だからわたしにとっては、形になって遺るなら、小説でなくてもいいのかもしれないと、最近では思います。
千賀藤兵衛
2023年01月03日 00:52
 あけましておめでとうございます。
 進路の問題は常に悩ましいですな。私は学部ドロップアウトすれすれのダメ学生でしたが、今でも仕事のかたわら興味を持ったことについて図書館で資料を探したりして、けっこう楽しくやっています。もしかしたら学生時代よりも勉強しているかもしれません。どんだけ勉強してなかったんだ、学生時代の私。
 どんな道を選ばれるにせよ、何かしらの楽しみや成果が得られる可能性はあると思います。応援しています。