2022年06月18日 (土) 12:21
……でも、よく意味が解らねえな。
ちと自分なりに噛み砕いてみよう。
1 NYダウは東証の元ネタで、ようするにアメリカ経済そのものといっても良い
2 同水準は2020/11。つまり、アメリカ経済は一年半後退したのか?
3 いやいや、アメリカはインフレしてる
インフレ後と前を比べるのは正しくありません。どちらかへ合わせないと
4 7%のインフレで30000$になった場合、
α×1.07=30000
∴ α=28037
これが一年前と比べるべき数字。
で、当時の――2021/6のNYダウは34230$だから――
もう一年前より大幅に景気後退している!
28037/34230=0.75……
よってアメリカの価値は一年前の75%
アメリカの1/4が虚空へ飲まれてしまいました
5 28037÷1.07=26203
2020/6のNYダウは29831
まだまだ二年前の方が景気がいい
6 26203÷1.07=24488
2019/6のNYダウは25925
で、まだまだ
7 24488÷1.07=22886
2018/6のNYダウは24356
4年前でも、まだ好景気
8 22886÷1.07=21389
2017/6のNYダウは21220
……そろそろ?
9 21389÷1.07=19990
2016/6のNYダウは17593
つまり、アメリカは最近5~6年分の経済成長が、全て吹き飛んだと見做せる?
間にコロナショックを挟んでたり、さすがのアメリカも6年連続インフレ率7%じゃねぇよとツッコむべきですが……
まあ、そうとうな経済災害なのは間違いなさそうです。
そしてNYダウ最高値は2022/1に36585$らしいので――
現在は81%(インフレ加味すると79%)
さらにNYダウが21951$まで下落すると――
日本のバブル崩壊と同水準となります!
あれは最高値から59%までの大暴落ですから!
また、どうやら2022/6/9に大暴落が始まり、6/18までの十日で約3000ドルほど下落してます。
これは一日ペースでいうと-300$でしょうか?
さらに-300$ペースを維持してしまった場合、最短26日でバブル崩壊級まで育ちます。
中間まとめ
・アメリカは5年分ぐらいの成長が吹き飛んだ?
・いま起きてるのは1/2バブル崩壊級
・最短一か月でバブル崩壊級に育ちうる
……世界恐慌前夜に思えるんだけど、違うのかな?
専門家の人はアメリカ危機を発信してないみたいだし、世論も円安にばかり注視してますし。
でも、このアメリカ株式の動きを見る限り、現地の人々は現金を回収に入ったと思われます。
世界最大の投資家集団であるミス・アメリカがドル回収を始めれば、そりゃドル高も止む無しでしょう。
正真正銘、本当にヤバい『有事のドル集め』が始まっていた!?
……あるいはアメリカ経済学者が好きな『人為的にコントロールしたバブル崩壊』の最中と見做すべき?
今回の結論、信じるか信じないかは貴方次第で! 何事も自己責任や!
検討士岸田総理と仲間たちは、制御が可能だと思い、株価大暴落に踏み切ったのだから、自業自得の責任を取るのは、近いよね。
トランプ大統領の話によるとしばらくは、株、FXなどの投資をやめるのが無難だそうです。