2019年10月27日 (日) 01:20
最近は活動報告にまでなかなか手が回らず、申し訳ございません。
本編あとがきでも書きましたが、こちらでもご報告を。
10/25に『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』4巻が発売となりました。
4巻も全体をチェックし、書籍用に細かな修正や加筆を行いました。
主な書き下ろし追加シーンは、
「洞窟内で眠るトーカに、セラスが……(セラス視点)」
「とある情報を手に入れた高雄聖と会話する高雄樹(樹視点)」
といった感じになっております。
他にもスリム化したシーンを補完するつなぎの追加描写や、口寄せのシーンに関する細かな修正など、補完的な調整を入れております。特にセラス視点の書き下ろしシーンに関しては、Web版だけでは見えてこないセラス・アシュレインの一面が垣間見られるかと思います。
4巻でも、上記の書き下ろしシーンに対応したイラストをKWKM様が描いてくださいました。カラーイラストでは、まさかの”彼”と、そして勇者衣装を身に纏った高雄姉妹が描かれております。挿絵もセラスの可愛らしさ、美しさ、色香など、様々なセラス要素を筆頭に、美麗なイラストが揃っております。特に例の魔女の挿絵は、デザインを含め大変素晴らしいので、是非ご覧になっていただきたいです。さらに言えば、4巻の表紙も素晴らしいです。表紙はどの巻でも、イラストが届くたびハッとさせられる強い魅力を感じます。
1~3巻をご購入くださった皆さまのおかげで、4巻に辿り着くことができました。ありがとうございます。Web版でも、いつも温かいご声援ありがとうございます。
また、こちらの活動報告ではまだご報告できていなかったのですが、今年行われましたBOOK☆WALKER様開催のライトノベル総選挙2019で「ハズレ枠」が第9位という栄誉をいただきました。こちらではお礼が大変遅くなってしまいましたが、ご投票くださった皆さまには改めて、この場を借りて深くお礼申し上げます。
今年の「ハズレ枠」は3、4巻の刊行、ライトノベル総選挙、既刊の再重版、現在コミックガルド様で連載されているコミカライズなど、ありがたいことの多い一年となりました(なんだか、もう年末のような言いぶりですが……)。今後とも「ハズレ枠」を、どうぞよろしくお願いいたします。
そういえば、過去作である『ソード・オブ・ベルゼビュート』にもちょこちょことご感想などいただいているようで……ありがとうございます。「ベルゼビュート」も構想だけはまだまだあるので、何かのきっかけで続編なりリメイクなり……いずれ何か動きを出せたらなぁと、ちょっぴりだけ夢想していたりもします(「黄柳院冴の一日」みたいな番外編も、考えるだけ考えたりはしていたんですが)。ただ、まずは「ハズレ枠」の更新ペースを安定させないとですね……。