ぬるっと
2024年10月13日 (日) 18:07
新作投稿してました。

僕と一緒にギターを弾かないか?
https://ncode.syosetu.com/n3507jm/

こちらは那月結音さん主催の「第2回いけおぢ豊穣祭」の参加作品となります。
以下企画要項。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/640480/blogkey/3342002/

もしよければ他の作品と併せてお読みいただけると幸いです。


せっかくなので作品の裏話をしてみようかと思います。
なろうにいなかった期間ずっと小説を書いていなかったわけではなく、実は三十万文字以上書いてたりしてました。公開はしてませんが。
ただ、今年に入ってからは、仕事が忙しくなったことと書いてるお話に詰まってしまったこと(戦闘シーン難しすぎる...)でほとんど止まっていました。
忙しいのは今も変わらないどころか今がピークまであるのですが、今回の企画の要項を見たときに「参加したいなあ」と思い、そこで思い浮かんだのが、構想だけは以前からあった文化祭エピソードでした。そのまま書くことは企画的の趣旨的な意味でも他の意味でもできそうになかったのですが、「主人公を小池先生にすればいいのでは」と思い立ち、その路線で書き上げることに決めました。
小池先生のプロフィールは
・表情の固いが怖くはない真面目な先生
・学生時代に好きだった女の子の影響でアコースティックギターを始めたが〇〇(ネタバレのため伏字)という黒歴史あり
・最近薄毛に悩んでいる
・生徒からはわりといじられる。特に高梁から。
・その他無数の黒歴史あり
というイケおじとは言い難いものなので、「この企画の趣旨に合わないのでは」という気もしました。そこをどのようにかっこよくするかを悩んだ結果、あえて一人称にして彼の内面によりフォーカスしてみたり、彼の生真面目さを強調するよう工夫してみました。
その一例が、文化祭直前の高梁との会話です。ステージ慣れしている彼女が今回のステージで実は緊張していることは最初の想定にはありませんでした。ライブハウスとは全然雰囲気が違うだろうし、先生を巻き込んだことも確かなのでそれなりにプレッシャーはあるだろうなと気づき、あのシーンを追加することにしました。おかげで文字数はギリギリになりましたが。
この企画の第一回では「女性主人公の目線でイケおじのかっこよさを描く」という作品が多かった印象があり(結音さん主催の別企画ではありますが、拙作の「抽象音」もそのひとつ)、その優れたフォーマットと比較するとおじのかっこよさを出しにくいのは間違いないので不安がありました。しかし、それと相反する「おじの一人称」だからこそ表現できるものがあるに違いないと信じて三万字近く書ききりました。中條にしてはなかなか早いペースだったと思います。
その結果、好意的な意見をいただくことができたのでホッとしています。

実は小池先生は某漫画のボカロP高校教師をモデルにしていて、見た目もそのままで思い描いているのですが、少々髪型のクセが強いのであえてルックスについてはあまり触れず、読者の想像に任せるようにしました。
みなさまが想像する小池先生像を教えていただけると、ちょっと嬉しいです。

長々と書いてしまいましたので、そろそろ終わろうと思います。
次はいつこちらに顔を出すかわかりませんが、この企画をきっかけに再び止まっていた物語(公開してないやつです)を書き進められているので、それを引っ提げていつか再び現れたいと思います。

最後に、企画主催者の那月結音さんに感謝申し上げます。
ありがとうございます!
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