凍蝶 17. イブ
2018年04月07日 (土) 23:56
こんばんは、八花月です。『凍蝶 17. イブ』をアップロードいたしました。 →
凍蝶 アイドルアウトサイダー血戦賦です。お暇な時にでも、お読みになっていただければ幸いです。また、この作品は以前投稿いたしました小説
『白光の陰』と関わりがございます。よろしければこちらもお読みになっていただけると嬉しいです。
あと一話で終わりです。よろしくお願いいたします。
少し前になるのですが『Prison Architect』というゲームをやっておりまして、あれが非常に面白いゲームでした。どんなゲームかというとまあ
こんな感じでして刑務所を経営するゲームです。
刑務所を『運営』ではなく『経営』です。ここが大事なポイントです。
私もやるまでわからなかったんですが、このゲームは刑務所を効率良く運営し服役者達を更生させたりするのではなく、刑務所を経営して金を儲けるゲームなのです。
犯罪者を受け入れる数によって、国から出る補助金の額が決まるので出来るだけ多く受け入れたほうが良いのですが、そうすると大きい収容棟が必要になります。それに凶悪犯罪者のほうが身入りがいいのでどうしても重犯罪人を入れたくなるのですが、そうすると揉め事が起こりやすくなるので警備を厳重にしなければなりません。
刑務所内の掃除や洗濯は業者を雇うこともできるのですが、囚人に刑務作業でやらせたほうが安上がりにすみます。
あと、刑務作業で郵便の仕分けをやらせたり木工作業をさせると結構儲かるのですが、これはある程度教養がないとできないので『基礎教育プログラム』を受けさせたりするわけです(囚人はだいたい文盲)。
いやあね、木工作業をずっとやらせてたら上達して高級ベッドを作れるようになったりするんですが、これが感慨深いんですよ。「お前、こんなに立派になって……」みたいな。
稼ぎ頭だった囚人が出所する時なんて切なくて思わず涙ぐんだりとか……。
まあ、自分の裁量次第で慈悲深い天国のような刑務所にもできるし、地獄の一丁目みたいな最凶刑務所にもできるわけです。面白い人は面白いと思います。
それではこの辺で。よろしくお願いいたします。