2015年04月25日 (土) 10:09
はい、今度こそ本当に終わりました。嘘じゃないですよ。
皆さんもすでにご存知かもしれませんが、本作はある方の作品に多大な影響を受けて書き始めたものです。
その作品の良い所を殺さないように自分流の設定を加えてアレンジしたつもりだったのですが、結局コピーの域を出る事ができず……それが少し心残りでした。
すると、内なる自分が語りかけてきたのです。
「だったらもっと改変すればいいだろう」
そりゃー言うだけなら簡単でしょうけどねぇ……。
一つの形として納得尽くで書き上げたものをわざわざ変えるっていうのは、かなり面倒だし苦痛なんですよ。
ならばせめて、今出せるアイデアを出し惜しみせず、最大限の差別化を図るのが道理だろうと思い立ち、番外編の執筆に取り掛かったという訳です。
これで自分的にはケジメがついたので、番外編2とかは恐らくないでしょう。
結果として本編・番外編ともに、結構慌しいスケジュールで書きました。今までずっと公募用の長編小説を長期にわたりコツコツ書くスタイルでやってきたので、こういう短期集中な書き方は稀です。
なので今回、僕の欠点である遅筆を克服する良い訓練になった気がします。必要に迫られれば人って案外頑張れるんですね。
最後になりましたが『ぼっちソロ』を読んで下さった皆さん、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました!
次回作は長編を予定しておりますので、正直に申し上げて「いつ、どの段階で」投稿に踏み切れるか全く分からない状態です。
公募用に書いた長編小説(電撃大賞のページ設定で126枚、文字数にして約12万文字)を改稿し、できれば30万文字以上にしたいと考えています。
それとは別の落選作品を投稿したり、突発で短編や中編を書く可能性はありますが、「当分は変化無しって事かぁ」と割り切っていただければ僕の罪悪感が幾分和らぎます。
今回はマジメに完結報告してしまい、ネタを入れ忘れてましたね(笑)
“ネタを挟まないと死んじゃう病”という恐ろしい病気があるそうですが「俺、生きてる!」
陰性かくにん! よかった。