嘉榊 さま　コメントありがとうございます。

　うーん。私は『ご都合主義』と『様式美』は違うと考えているのです。
　水戸黄門は、ご都合主義ではなく、様式美にのっとった作品だと思うのです。

　確かに、結論的には紙一重なのですが、一定の手順を踏んで行われる『様式美』は、『読者が求めている展開』で、「待ってました！」となる。
　逆に『ご都合主義』というのは、その手順をすっ飛ばしていることが多くて、『金返せ！』的な感じになるわけです。

　様式美というのは、悲喜劇両方にありますので、必ずしも『ハッピーエンド』に向かうわけではなく、『ハッピーエンド』にこだわりすぎると『ご都合主義』に傾きがちかな、なんて思うのです。

作品のリアル度によって強引な展開に対する読者の耐性が変わってくるので、リアルかつご都合主義な作品を作りたいのなら、プロットを練るしか無いんじゃないかなーなんて思います。

現実にも小説のような話はありますが、リアルな小説のリアルじゃない展開に対する風あたりはキツいですからね。

逆に、リアルを捨てきってご都合主義全振りすれば、水戸黄門や恋愛映画のような脳味噌溶かして見るような作品ができるかと。

＞Samon さま

　様式美は好きなんです。
　奇をてらった話より、様式美を追及したいのですが、様式美は悲喜劇両パターンありますし、失敗するとご都合主義まるだしになっちゃうので、むずかしいところです。

＞特撮仮面さま

　主人公は報われてほしいですよね。娯楽作ならなおのこと。
　でも、ご都合主義ではなく、「その展開を待っていた！」と思われるような作品にしたいなあと思うのです。（結論は同じなのですが）

＞リュークさま

　タグでご都合主義を入れると、反感も買いやすいという噂が……。
　いえ、あらすじでご都合主義をうたっている作品も一作あるのですが（苦笑）
　同じ結論でも、ご都合主義でなくて、様式美と思ってもらえる線引きをいつも模索しております。

＞山之上　舞花 さま

　ご都合主義と様式美は違うと思うのです。
　思い合うふたりがくっつくのは、ご都合主義じゃなく、『必然』と思ってもらえるようなお話を書きたいなあと。まあ、単なる理想ですけどね。


＞ＧＡＵさま

　ままならぬ世の中。確かにそうですね。
　物語はみようによってはみんなご都合主義、そうかもしれません。

　ただ、『様式美』の追及はしたいのです。
　ヒーローが弱者を救う、これはご都合主義ではなく、『様式美』。
　求められている展開、であります。
　なんとなく救っちゃうのではなく、読者が求める救い方をしたいなあと思うのです。

>天界音楽さま

　そうですね。物語が作者にとって満足のいく結末が導けると一番いいですね。
　
＞小鳩子鈴さま

　様式美とハッピーエンドは違いますよね。ローマの休日は様式美にのっとっていますが、ハッピーじゃない。（不幸ではありませんが）
　読後感がいい、これが一番大切だと思うのです。ただ、何を持って読後感をよく感じるか……ひとそれぞれですよね。

＞海水さま

　ロレッタちゃんは、本編でも不幸とは思わなかったですよ。
　きちんと、前向きにフラれてましたから。もちろん幸福ではないかもしれないけど、『きっと幸せをつかむはず』という雰囲気、ありましたし。
　ホークは……報われなくても、文句を言う読者はいないかと（苦笑）

＞大佐さま

　報われてはいけない主人公、とても難しいお話ですね。
　
　確かに実際の戦争とかでは、あっけなくかたが付いたりというのもありますね。
　全てが泥沼戦になるわけではないという……。

　ご都合主義上等じゃないですか。

　ままならんのは現実だけでじゅーぶんです。

　てーか、読む方もその線引き出来てるかってのもあるよね。うがった読み方してりゃ、物語なんて大抵ご都合主義なんだし(←暴論)。
　まあ、けっきょくのところ書き手のプロット、ストーリーラインの都合なんだからしゃーないしゃーない。

ご都合主義・・・動揺が半端ないです。
もしかしなくても、ご都合主義的な結末になっている作品が、いくつかある気がします。
でも恋愛物なんて、ご都合主義でなんぼのもんじゃい！　と思いますし。
二人が良ければ周りに迷惑かけようが泣かそうが、くっついた者勝ちみたいなところがありますよね。
短編だと尚更ご都合主義が目立つような(；一_一)

私の場合ですが、個人的にはご都合主義ではないと思って書いていました。

ですが、見る人によってはご都合主義と言われます(;´・ω・)
「いやね、物語上そうしないと進まないんだけど」って突っ込みたいところですけどねｗ

で、そんな時に思いついたタグが「ご都合主義らしい」ですｗ
私はご都合主義とは思ってないけど、見る人によってはご都合主義ですよって主張ですｗ
もし良かったら秋月さんもお使いください(・∀・)/

主人公が報われるなら三流だろうとC級だろうとご都合主義を発動する私です。

私はね、三流ハッピーエンドが大好きなんだ！

　様式美　お約束　テンプレ　なんぞといいますが昔話、神話、などなど物語の類型で数種類ななったしまったりします

ナディアとラピュタとアトランティスのあらすじはほぼほぼ同じです
　
　骨までばらすと英雄物語やらなんやから、プロレスになります
悪役登場　暴れる　善玉登場　善玉苦戦　必殺技　勝利

　昔話もパターン化の研究も進んでますから
「お約束が怖くてスタートレックが読めるか」
栗本薫の名言をおくります

救われてはならない主人公を書きつつある私です
皆平等に悲惨な目に遭いながら、『御仕舞』に歩んで行くのですがね

さておき
ご都合主義、それは主人公側が常に無傷だと余計に目立つのですね。誰かが死んだり地雷で片足を失って死ねずにうめきながらはい回らねば気がすまない私であります
しかし勝利は唐突だったりするものまた歴史上ではありうるので、さじ加減が難しいですね