2018年08月02日 (木) 21:02
※パフォーマンスナイトガールのネタバレが含まれます
姉妹以外で初めて再登場したたまねぎマン君。
彼らのことは物凄く好き、というほどではありませんが、紫色の彼の強烈なネーミングセンスと、赤い彼の全方位突っ込み所しかない所が好き。
トマトは絶対おかしい。明らかにおかしい。……でもそこが逆にいい。
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パフォーマンスナイトガール、後書きになります。ここまでお付き合い頂きありがとうございます。
まず最初に挙げるべきは勿論、作品の長さです。明らかに夜鳴谷~宝石島の中編二つ分の長さがあります。
一体どうしてこんなに長くなってしまったのか。
というのは大体、彼女の所為、という言葉で説明が付きます。
そうです、チェリティリエッテさんです。
この作品、本来はパウルさんとルアナさんの関係を軸に、着飾った二人が色々へんてこな武器を扱う、という展開が主でした。
鉄の爪とか、鎖鎌とか、おおばさみとか。解放戦線戦で鉄の爪を装備したピエールさんがウオシャアッと爪をたまねぎマン君にぶち込んだり。
そんな二人に対するリアクション要員として、共に活動する魔法使いさんを一人付けるつもりでした。
最初は男の人の予定だったのですが、まず先にニネッテリトさんがいた→彼女と知り合いにするなら同性同種族がいいか→ごちゃごちゃと来歴を付け足していく→現在のチェリティリエッテさん誕生
という流れに至りました。
あとはチェリティリエッテさんが夫妻や他の人たちに割く筈だった尺をもりもりと奪い取り、さらりと流す筈の場面でも大いに尺を取り、この長さになりました。
個人的にも、書いている内に楽しくなってきて描写が増えた感は否めません。
少し反省。
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おばけかれき君の話。
今回のボスを勤めることになったおばけかれき君。はっきり言って、かなりマイナーな魔物です。
ネリリエル地方は植物系の魔物が主、ということで植物系にすることは決まっていたのですが、何故彼を選んだのかは自分でも何故かよく分かっていません。ただ、槍投げをさせたい→姉妹が不用意に近づけない→接近戦が出来ない という点だけを考えた結果です。
やられ方もチェリティリエッテさんに中級氷結呪文一発でやられるというあっさりした結果に終わってしまいました。
でも設定上は結構な強豪の筈なんです。実際、チェリティリエッテさんがいなければ討伐出来ないままロールシェルト突入待った無し、というくらいでしたし。
植物系の魔物も好きな魔物がいっぱいいるのでまた出したい。特に私のお気に入りはふゆうじゅ君。カワイイ。
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パフォーマンスナイトガール、今回は戦うけれどさほど重い話ではなく軽めの話となりましたが、よろしければ皆様のご意見、ご感想をお聞かせください。
特に気になる所は……今回はチェリティリエッテさん他、登場人物関係で皆様が受けた印象です。
誰が良かった、誰が悪かった、こいつは作者の自己満足だ、既視感あるキャラだ、などの意見がありましたら、いい部分は詳細に、悪い部分はオブラートに包んで聞かせて下さると私が喜びます。制作進行の燃料になります。
最後までお読み頂き、また後書きまでお付き合い頂き、ありがとうございました。
相変わらずの姉妹のかけあいと言うかアーサーのツンデレさんが微笑ましくってたまりませんね。
次回の短編(?)楽しみにしてます!
いつか姉妹と玉ねぎマンとは再戦してもらいたいですね。 そうそう、チェリティリエッテさんで外伝などちょっと期待したりして...。
このお話しが始まってしばらくしての大雨で色んなことがあり、なんだかんだで読み終わるまですごく時間がかかってしまいました。山にはダイダラボッチがめちゃくちゃに引っ掻いたような跡がたくさんあって...大雨って怖い怖い...
あの恐怖を払拭するには新作を読むしか無い かも