2021年01月09日 (土) 23:57
お久しぶりです。
竜胆です。
年末からこっそりと帰ってきておりました。
お待たせしました。
今回は、ようやく人里での生活です。
人と沢山関わります。
新しいキャラがてんこ盛りです。うそです。そんなにいないです。
求められていたものとはきっと違う物になっている気がします。
ですが、これはこれで書きたかったものですので、楽しんで書かせていただいております。
これからもよろしくお願いします。
あと、新章にて登場する新キャラクターガッゴイさんを主人公にしたスピンオフ短編を同時に投稿しております。
限られた文字数で物語を一本作るというのをやってみたかったというのもあり、新章の雰囲気を短編で出せたらなと思って書いたものですが、うまく書けているのかはわかりません。
さて、ここからは少し蛇足的な話になりますがよろしければお付き合いください。
なろうのポイントシステムについてです。
第二部投稿中に、目指せ日間ランキング入りを目標としていたのですが、それは叶いませんでした。残念!
ポイント、お気に入り自体はみなさんたくさん入れていただき合計で1000ポイント近くは伸びたとおもいます。ありがとうございました。感謝感謝です。
しかし、それだけポイントをいただけても日間のランキングには入れない……。何故だ。
その答えは、「日間」だからです。
つまり、24時間以内に貰えたポイントと言う意味。
一気にポイントが貰えないと、日をまたぐとリセットされちゃうわけですね。
そして、日間ランキングは300位まで表示される中で300位の足切りラインはおよそ140から180ポイント……。
1日にそれだけのポイントをいただけないと、日間のランキングには載れないのです。
これが、絶妙過ぎるポイント……。
実際、1日90ポイントや100ポイントをいただける日はあったのですが、120を超えるのが中々難しい。
ですがまぁ、ここは普通に皆さん平等に戦っているラインですよね。
面白ければポイントをいただけるという純粋な競争原理の働く場です。
面白くなければ、ポイントをいただけません。
逆に小説を最後まで読んで、面白かったらポイントを入れていただけるでしょう。
ココです。
当たり前のことですが、此処に重要な部分があります。
最後まで読まなければ、大半の人はポイントを入れることはありません。
つまり、1日で読み切れる量よりも文字数が多いと同じタイミングで読み始めた方が複数名いらっしゃっても、Aさんは無理矢理その日のうちに、Bさんは二日後、Cさんは5日後に全部を読み終えるわけです。
これだけで、3名にいただけるポイントは文字数が少ない小説なら全員一日で読み終え36ポイント貰えていた物が、一日12ポイントが3日に分割になってしまうわけですね。
圧倒的に、文字数が増えた小説は日刊ポイントを取るのが難しくなってしまうのがお分かりいただけたでしょうか。
そして、おそらくポイントを入れていただける方は、100人読んでいただけて10人いればいい方です。
システム上、それはしょうがない事だというのは理解しています。
すべて読まなければ評価のしようはないし、早い段階で掴みどころを書けるように実力があれば、こんな問題には直面することは無いでしょう。
結果、なろうに10万文字で目が出なかったらエタる「新作ガチャ」という非常にどうなのかとおもうパターンも誕生してくるわけですね。
日間ランキングは、上に行けば行くほど読者が圧倒的な勢いで増えて行きます。100位と10位では1万人以上変わってくるかもしれません。
ポイントがポイントを呼び、さらに上に上がっていくというブーストが掛かります。
これが、週間ランキング、月間ランキングになると圧倒的に効果が薄まってしまいます。それは、すでにランキングを見て読む人は日間ランキングで発見して読破している方が多いので、チェックしてる人が減ってくるわけですね。
見たことない面白い物を見たかったら、やはり日間ランキングを漁ってしまうわけです。
何を言いたいかと言いますと、10万字を超えても日の目を浴びることのない作品がブレイクして日の目を見るのは、40代で未婚の方が同じく初婚の方と結婚する確率くらい難しい事だと思います。そしてそれは、過去に多少読者が居てくれて復帰した作品も同じことです。
文字数が多いため、復帰してもポイントが伸びずに日の目を見ないわけです。こうなると、エタった作家が戻ってきにくい環境ですよね。
もちろん、エタるのが悪いだろうということも分かっています。
しかし、やはりなろう作家は素人。
家庭の事情もありますし、スランプもあります。
そして、新作を書けるほどの力も無い人もいるわけですね。過去の栄光に縋ろうともしてしまうでしょう。
それでも、なんとか時間を見つけて戻ってきて、過去に評価をいただけたからと再開すると全くアクセス数が増えない。何故だ。それはつまり、新規の読者さんが辿りつくことが無い状況なんです。プライベートブログで、知り合いだけにずっと発表しているのと変わらない状況なんですね。
更新のタイミングで、更新順の上位に乗って偶然見ていただける方ってどれくらいいるのでしょうか。
本当に面白ければ、そこからでも話題になり人が人を呼び読者が増えていくかもしれません。しかし、そこに現れる文字数の問題。
10万字を超えていると、100人の新規さんが読み終えるタイミングがずれていくわけですね。こうなると、1日180ポイントを得ることが非常に難しい。
復帰した作者というのは、そういう環境にいるわけです。
そこで、短編を書いてそちらから新規の読者さんを呼び込もう。
もしくは、ポイントを既に入れていただけてる方でもそちらにならポイントを入れていただけて、そこからランキング入りすれば、新規の読者さんが本編にも辿りついてくれるのではないだろうか。
そういう考えもあり、今回の「ガッゴイサン」の投稿へと至りました。
しかし、問題は早々旨い事解決することはありません。
よくよく考えたらこの手法、ガッゴイサンにポイントはいただけても、結局新規の読者さんが読み終えるタイミングがずれてポイントが分散してしまうという根本的な問題を解決してないんですね。
ガッゴイサンが本当に面白くてランキングを駆け抜けるような作品ならまた違ったのでしょうが、流石に短編でそこまで引き付けられるようなものを書く実力は無かったのが残念です。
解決策としては、ある一定期間が過ぎれば一度ポイントを入れ終わった方でもポイントを入れることが可能になるとか、システムの変更が無ければ厳しそうです。そしてシステムの変更があれば、他の皆さんも同じく恩恵を受けてランキングに乗るためのハードルが上がる。
うーん、つまり問答無用で面白い作品でポイントをバンバン入れてもらえる実力を付けなさいって事ですね。
ダラダラと長い事書いておきながら、このような結論に至ってしまいました。答えは、結局シンプルでしたね。
しかし、文字数問題は実際のところ少し厄介な問題だとは思います。
結論を申し上げますと、どうかみなさんポイントを下さい。
ポイントが、作者の活力になります。
長くなりましたが、ご清聴ありがとうございました。
>睦月さん
上から目線だなんてとんでもない。
とても鋭く的を得たご感想で、目を背けていた部分に光を当てていただけました。
コメントをしていただけるというのは、大変な労力です。
今回短編を書かせていただき、アクセス数から読者を割り出したところ大体約300人の読者が居てくださるのが見えてきました。そして頂いたポイントは200ポイント。当然、ポイントを入れるに足りない作品だと判断してあえて入れてくださらなかった方もいらっしゃるとは思います。
そういう方は例外として、ポイントを入れてくださった方は300人中20人。
これは当初考えて居た、10%にも満たない人数です。
星を押すだけですが、それだけでも人にとっては労力となり得るという事です。(アカウントを持ってらっしゃらない方も多いとは思いますが)
そんな中、コメントをいただけるという事はものすごくありがたいことだと感謝しております。
とても知的で、専門的な視点での感想ありがとうございます。
確かに、推理小説的な伏線と伏線を回収していき最後にカタルシスを得るという構成が、私は大好物です。しかし確かに、こういったものは世界観や環境、生態系などの各々の説明が必要な未開系ファンタジーとの相性はあまりよくないなというのはひしひしと感じていました。
そう言った手法を取っていらっしゃる作者さんは、そういう説明が必要な部分をテンプレと言う物で軽く流すことによって伏線を張った回収時までの苦痛を和らげていらっしゃるのだろうなと気づいたとき、目から鱗でとても感動したものです。
確かに、物語の辻褄や整合性、読者に対する公平性と言う物を意識しすぎていたのかもしれません。
ご都合主義、後出しなどなど、他の方へ向けられた感想や評価を見てしまい気にしすぎたあまり、重くなりすぎていたのかもしれませんね。そういった点を加味したうえで序盤の構成を考えてみたいと思います。
とても有り難い感想、本当にありがとうございました。
3章、うまく書けていると良いのですが……これからもよろしくお願いします。