自分の書く小説について
2017年03月11日 (土) 02:30
 どうも、最近自分の中の闇が深くなってきた気がします藤高那須です。

 そういえばゼルダの伝説がとうとう発売しましたね。自分もプレイしているわけですが、本当にすごいです。

「ふわああぁぁぁぁ! どこでも行ける! なんでもできる!」
「面白すぎてストーリー進まねぇ!」
「朝か……」

 みたいなテンションになってしまいます。

 話を戻して、自分、結構シャレにならないくらい長い時間ほとんど何もしていませんでしたね。『マリアの独り言』の修正、あとちょくちょく小説を書いている途中です。『咎人僧侶』は全く手をつけていないです。

 ほとんどの小説が進行していないのですが、最近というかずっと前から自分の小説に少し迷いがありました。『これが自分の書きたい小説なのか?』『これ本当は面白くないんじゃないのか?』とずっと思っていました。

 そのままずるずると時間が経つうちに、自分はある小説について考えていました。自分が書いている『フラットワールド』という小説です。
 『フラットワールド』は投稿するずっと前は世界観以外は全く違うストーリーでした。今から4、5年くらい前にこのプロトタイプがあって、このプロトタイプをそのまま投稿しようかなと考えていました。そして数話ほど書き上げ投稿しようとしたその時、自分の頭の中の何かが「待った」と言いました。
「これを本当に投稿していいのか?」
「この小説はそういうのじゃないだろう?」
 今思えば、投稿している小説の中で最も違和感があったストーリーでした。タイトルも迷って迷って、何度も変更していました。
 そして自分は頭の中を整理して、もう一度この小説と向き合ってみました。そしてあることに気づいたのです。
 『何が書きたい』のではなく『何を読ませたい』のか。
 自分が書きたい小説だとかではなく、自分が書いた小説を読者にどう読ませたいのか。何を伝えたいのか。『フラットワールド』のプロトタイプだけでなく、全ての小説にそれが抜け落ちていました。

 自分は直ちに『フラットワールド』のプロトタイプを削除し、新しいストーリーを書き始めました。そこで自分は読者に何を伝えたいのか考えました。そして、自分は一つのテーマを作りました。『冒険』です。
 『フラットワールド』は地球のようなボールの形の世界ではなく、テーブルのように地面がまっすぐ伸びた世界です。そんな特殊な世界観で、主人公は冒険をするのです。プロトタイプではその世界観を全く活かさずストーリーを進めていました。しかし新しい小説ではそれを活かすために、『冒険』そのものに重きを置いて、世界観を際立たせるようなストーリーにしました。実際に読者に伝わっているか不安はありますが、執筆中に迷いが現れなくなりました。

 昔の自分はそれが抜け落ちていて、いくつか失敗したこともありました。しかし今ではそれがなくなり、執筆の速度も上がってきています。


 というわけで! 心機一転し覚醒した自分は、執筆を完全再開します! 藤高那須をこれからも、どうぞよろしくお願いいたします!
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