小説における地の文と台詞について
2017年12月23日 (土) 04:53
 どうも、朝起きたらなんか喉が痛くなってる藤高 那須です。皆さんは年末どう過ごしますか? 自分はそれなりにスケジュールが埋まっています。ガキ使は録画して観るしかないようです。


 多分めちゃくちゃな文章になってる。


 『小説家になろう』の小説や『ライトノベル』を読むと、キャラクターの台詞が多い気がします。SSに近いですよね。自分は地の文多め台詞少なめにしたいので、最近は台詞を地の文の中に書いています。『「」と言った。』みたいな感じです。他にも、あるキャラクターが何かの説明をするときは、台詞ではなく地の文で説明するようにしています。というのも、自分にとって、小説は物事を地の文で表現するものだからです。そして、小説は地の文に重きを置くべきだと思うからでもあります。漫画でいう絵が、小説でいう地の文なのです。コマ内のほとんどがフキダシや文字で占められた漫画をどう思いますか? それをあえて一つのギャグとして使うならまだしも、シリアスなパートでそれが使われると、窮屈に感じるし、つまらないと思う。

 自分はあるライトノベルの読んで衝撃を受けてしまいました。まだ半分も残っているのに改行。そして4分の3あたりでまた改行。一冊に入った文字数ははたしていくらになるのでしょう。これに700円払った自分が馬鹿らしく感じました。もちろん、全てのライトノベルがそうだとは思っていません。というか、あんな文字数のライトノベルは初めて見たくらいです。
 小説家になろうは地の文ではなく、台詞の長さが極端な気がします。前述したように、何らかの説明を台詞に入れたり、あるキャラクターへの短い返事など、読むとたまに「これは必要か?」と思ってしまいます。短い台詞は、無駄なほど多いので改行が多い。

 そういった、必要なのか疑問になるものには、『理由』があってほしい。何故ながったらしい説明を台詞でするのか、何故短い台詞を書くのか、それに答えられる理由があれば、小説そのものがより面白くなるし、深くなる。絶対に読ませたいから台詞に入れるといったことも、理由の一つになるでしょう。ほんの少しでも、そんな努力をやってほしいと、自分は願います。



 でも一冊ごとの文字数が少ないのは許さない。
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