2024年11月01日 (金) 18:53
忘却聖女、完結しました。
最後まで書いたらとんでもないことになると思って短編にしたけど最後まで書きたくなったから書いたこの作品。とんでもないことになりました。
人になりたかった聖女のお話を書いたつもりですが、結局敬虔たる神の神子だった聖女を人に引き摺り落とした上に、自らの望みのためなら神であろうが全てに牙を剥き、望むものを全て手に入れた強欲な人の子のお話だったようにも思います。
某エーレさんは是非とも反省してほしいものです。
書籍化、コミカライズと、なろうさん以外での世界を二つも与えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。
物理的な書籍の限界に一緒に挑戦してくださった担当S様及び、制作に携ってくださった皆様には、足を向けて眠れません。
そして、そんな機会をくださった読者の皆様に、心からお礼申し上げます。
何せ、プロットを書いたらそこで満足してしまい、作品が書けなくなるタイプの私は、当然忘却聖女もプロットなしでの執筆となりました。
え? ここからどうするおつもりで……? と、呆然となる中、読者の皆様も一緒に絶望してくださったおかげで、なんとか最後まで書き切ることができました。
一緒に絶望してくださって、誠にありがとうございます。
これからも楽しく書いていきますので、どうぞ一緒に絶望してくださいますと幸いです。
でも一応、忘却聖女もラブコメのつもりでした。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
そして最後となりましたが、本日、柑奈まち先生による君が唄う薬恋歌のコミカライズ一巻発売日となります。
狼領主のお嬢様でもお世話になり、御存知の方も多いと思いますが、柑奈先生が描き出す圧巻の世界に、薬恋歌でも圧倒されました。
表情も雰囲気も最高で、新しい世界をいただいて感謝の言葉もありません。
本当に、柑奈先生が描かれる皆の表情を是非とも、是非ともご覧いただきたく願っております。
皆様も一緒に感動してくださったら、猛烈に嬉しいです。
高校生時代の自分に自慢しまくりたい気分ですが、とりあえず今の自分に自慢しまくっておきます。
こちらも、どうぞよろしくお願いします。
寒暖差が激しい中、いよいよ肌寒さがしっかり定着してきたように思います。
皆様もお風邪など召されませんよう、心身共にご自愛の上、楽しい秋……冬? をお過ごしください。
これからゆっくりと読みます。
最初は聖女選定の儀式を舞台にしたサスペンスみたいなのりでしたが、急に地獄?神の墓場に送られたりと理不尽で絶望的な状況に追い込まれるエーレさんが好きでした。
ちなみに王子は勝手に粋な小太りイケメンを想像してたのは内緒です。