2016年09月05日 (月) 19:14
活動報告のタイトルまで長くなりすぎた事をまずお詫びします。シュタイナーと申します。
今回、なにげなくタイトルに惹かれ購入してみた「非オタの彼女が俺の持っているエロゲに興味津々なんだが...」という本があまりにも凄すぎたため、普段こんな事は決してしない僕が拙い感想でもしてみたいと思い、筆を置かせていただきました。
ちなみに、ネタバレだらけなのでこの本を買おうと思っている人はブラウザバックをオススメします。
まずあらすじといいましては、高校生で未成年だけど陵辱系エロゲが大好きな主人公が、ロリな部活の先輩や、自分の事が好きな幼馴染がいるが、友達いないと嘆いていたら、ある日、教室でクラスでもほとんど話したことのない物静かで真面目で綺麗な同級生にいきなり告白されて、自分もエロゲをやってみて、そのシチュを叶えてくれる!?
...的な感じです、はい。
このあらすじだけでいろいろツッコミたいんですが、まずこの脈拍もなくいきなり告白してくるメインヒロイン。
なぜ、いきなりそんな暴挙にいたる理由は後々わかるのですがぶっちゃけると、ある日メインヒロインが電車で痴漢を会っていたらしいんです。
その時、主人公は誰かわからなかったんですが痴漢に会っていると思い、ヒロインを助けたらしいのです。(主人公は覚えていません)
そして、この子は顔などは見ていなかったのですが、後々教室から聞こえてくる声で主人公が助けてくれたとわかったらしいのです。
そして、その後主人公がエロゲ大好きな事を知るのですがそんなことお構いなく好きになるというものでした。
...??? いくら電車で助けられたとはいえ、エロゲ大好きな事を聞かされたなら真面目なヒロインなら少しは思うことあるではないのでしょうか???
しかも、主人公は思いっきり年齢制限守ってないんですが...
しかも、さらに主人公はヒロインに告白されて、正式にカップルになって一緒にエロゲをする事になるのですが、まずヒロインに最初に勧めるエロゲが、電車痴漢ものという...
まず、エロゲを全く知らない真面目な女の子に最初にやらせるエロゲが電車痴漢ものって時点でツッコミたいのに、よりにもよってそんなトラウマをえぐるような...
陵辱系エロゲ主人公に、自分の事が好きなかわいい幼馴染や、綺麗な姉や、ロリな先輩がいるとかそういう事は今更ツッコミませんが...
最後あたりの、エロゲは一般人には偏見の目を向けられるがその分、自由度が広いとかをヒロインに力説する感動(?)シーンは、いくらエロゲ好きな僕でも読んでて結構きついものがありました。
他にも、ツッコミどころはまだまだあったのですが、ひとまずこのあたりで感想を終えたいと思います。
...これまでの僕の感想を聞くと勘違い(?)されるでしょうが、僕はこの作品は決して嫌いではありません。
むしろここまで、自分の書きたい事を書いてる事が伝わってくることに尊敬を覚えるほどです。
ツッコミたくなるような内容だらけでしたが、めちゃくちゃかわいい女の子が、エロゲの女の子のシチュエーションを真似するシーンなんて下半身が、奮起しそうになりましたし理論なんていろいろすっ飛ばしてみたら作者の欲望のような妄想が文章にひしひしと伝わってきます。
総称すると、ツッコミだらけな内容でしたが自分の欲望を忠実に描ききった作品とでも、いいましょう。
一般寄りにしたいなら少なくとも、この主人公は陵辱系エロゲが好きな設定じゃなくてもいいのです。
いわゆる泣きゲーと呼ばれるエロが比較的少なく女の子でも、幾分かとっつきやすいジャンルに置きかえてもこの話は矛盾なく成立するでしょう。
...しかし、主人公は陵辱系エロゲが好きなのです。陵辱系エロゲが好きなのです。(大事な事なので(ry」
きちんとした面白いラノベを読みたい!と思う方には、全くオススメはできません。その流れでこの作品を、オススメするやつはよっぽどいかれた信者か、 パパの言う事を聞きなさいのような明るい家族モノを読みたいと答える人に鬼父を勧めるような人の嫌がる事をして悦に入る心の捻くれたやつでしょう。
しかし、星の数ほどあるラノベの中でも自分の欲望にここまで素直に書いている小説は、殆どないと僕は思います。
...以上で僕の拙い感想を終えたいと思います。
自分の小説の続きは...気が向いたときにでも書けたらいいなっと思っております、はい...。
僕も大概素直な方だと自分で自覚していましたが、まさか自分を越す存在に会えて圧倒されております(笑)
結構惹かれてしまうタイトルですね...ちょっときになりますw
ありがとうございます。ノンビリと書いていけたらなぁと思っております。