タイトルにもあるように「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」ものです。
　嘘つきの手にかかれば数字の印象をどこまでも「嘘つきの都合のいいように」変えることが出来てしまいます。

　あの独裁者ヒトラーも「新聞はピアノの鍵盤である。たたき方によって、天国を地獄に、地獄を天国に思わせることも出来る」と言ってました。
　これと同じことをするのが「数字を使う嘘つき」です。



　例えばコロナウイルスのワクチンを受けたら死亡した人がいる。というように読み取ることが出来るデータはいくらでも見つけることが出来ます。
　何せ地球には７０億人も人がいるからその事例は集めようとすれば集められるからでして、１万人に１人、０.０１％という極めて少数な事例でも７０万人分もある計算になります。

　７０万人もいれば「膨大な」量のケースになりますから「ワクチンを打つと死ぬ！」というデマの根拠になりえます。
　特に「人の死」っていうのは非常にインパクトがあるので「ワクチンでこれだけの人が死んだ！」って言えばかなり強烈な印象をつけることもできるでしょう。
　まさに「数字を使う嘘つき」って奴です。



https://www.asia-future.com/statistics
（外部サイトに飛びます）

　他にもこの記事にもある通り印象操作を行う事で「嫌韓」を意図的に印象付けようとしているのが分かります。
　まぁ「親しみを感じない」と「どちらでもない」を足して集計している時点で酷いったらありゃしないのですが……。



https://note.com/kenxxxken/n/nce7762dcec30
(Noteのページに飛びます)

　ついでなのでさらに「数字を使う嘘つき」によるグラフの印象操作方法も教えます。このNoteに書いてある「詐欺グラフ」も「数字を使う嘘つき」の仕業なので騙されないように。



　悪意のある人間の手に掛かれば「事実＝数字」というのはいくらでも加工出来て、印象操作次第では事実とは正反対の意味を与えることも可能なんですよ。
　例えば「ワクチンは感染を完全に予防することはできないがある程度は効果があり、特に重症化を防ぐのに役立つ」という「事実」から
「感染を完全に予防することはできない」だけを切り取って「感染を防げないのを国が認めている！」と印象操作することだってできてしまうわけです。
　だから騙されるなよ。



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