2019年05月03日 (金) 19:50
最終部に入ったこともあり、全て描き切ってしまおう、と思いついたネタにはできる限り、触れて描いていますが。
幾ら何でも、イタリア軍を小馬鹿にし過ぎ、と言われそうなので、ちょっと弁解も兼ねて、ここでエルブルス山登山、登頂について触れておきます。
ツイッターでも触れましたが、実は史実だとドイツ軍山岳部隊、第1山岳師団(及び第4山岳師団もか?)の選抜登頂隊が、エルブルス山登頂をブラウ作戦の真っ最中に果たしています。
何とも、登山家は目の前に山があれば登りたくなるのだ、と思わされるエピソードではあります。
それで、この世界では、その役をイタリア軍に果たしてもらいました。
(更に余談をついでにすると、アフリカ大陸第2位の高山ケニア山の支峰、レナナ峰への初登頂を成功させたのは、第二次世界大戦時、英軍の捕虜となっていたイタリア兵3人だったとか。
彼らは、捕虜収容所から見えるレナナ峰にどうしても登りたくなり、捕虜収容所を脱走して、登頂に成功。
これで殺されても心残りは無い、ということで、捕虜収容所に自ら戻ったとか。
英軍も半ば呆れたのか、彼らは大した罰も受けずに、イタリアに生きて帰国できたそうです)
今回のイタリア軍エピソードは、そんな背景があるという事で、全く荒唐無稽な話でない、と納得をお願いします。
それから、ご意見、ご感想等を、改めて、お願いして。
どうか、最後までよろしくお願いします。
私自身、レナナ峰に関するイタリア兵のエピソードは信じ難いのですが、一応、日本語版wikiにも載っていますし、他の日本語のHPの記載においても、全て一致しているとまでは言いませんが、かなり一致しているので、信憑性は高く、実際にあったエピソードだ、と考えて、描くことにしました。
(なお、日本語版wikiを信じるならば、彼らに英軍により科せられた罰は、28日間の独房暮らし、だとか。
そもそも収容所暮らしを強いられている身からすれば、その程度でいいのなら、もっと早くやるべきだった、と思うレベルの軽い罰の気が、私にはしています。
もっとも、ネット検索を無闇にかけまくると、独房暮らしは極めてつらい罰なのだ、というのがあるので。
イタリア兵にしてみれば、本当は堪え難い程の重罰だったのかもしれません)