読書バトン
2015年07月23日 (木) 05:48
IOTAさんより読書バトンというものをいただきました。
私、なろうは良くわかっておらず、知人もいないため大変嬉しく思います。
ただ恐縮ながら知人がいないため、どなたかに渡すということもできないわけですが……。

1:今読んでいる本は?
最近、本読んでないですねえ。
どこかに行く際に読んだりしてるのは、

戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争(高木 徹)
マーズ・ダイレクト―NASA火星移住計画(ロバート ズブリン)
物乞う仏陀(石井 光太)

ですね。小説は最近ほとんど読んでないな。

2:就学前にはまった本は?
あまり記憶にないですが、図鑑の類いを死ぬほど読んでいた気がします。
実家には図鑑がやたら揃っていたので、まあ読みますよねー。

3:小学生の時にはまった本、作家は?
異次元クエスト・光の戦士(羅門祐人)ですかね。あとロードス島戦記(水野良)かな。
異次元クエストは児童向けなんですが、全三冊でファンタジー、SF、体内アドベンチャーという他ジャンルが一冊ずつコンパクトにまとまっていて、模倣で何作か書いた記憶があります。
で、同時期にロードス島戦記にも触れて、当時はファミコン全盛期で、RPG大好きだったので、ロードス島戦記のリプレイから入り、やりもしないのにクロちゃんのRPG千夜一夜とかのテーブルトークRPG関連を読みあさりました。(正確には同好の士が周りにいなかった)
驚くべきはこの辺の作品がほぼ図書館にあったということです。
図書館に行って一日中ずーっと読みあさり、さらに借りて読みあさるという時代を送った記憶があります。

4:中学生ではまった本、作家は?
中学生の時以降、あんまり読まなくなるんですね。というのは熱中すると勉強一切しなかったので、表立って本を読みまくることを親がいい顔をしなかったので、読書からは遠ざかりました。その代わり立ち読みできる漫画の方を熱心に読んでました。当時コンビニで流通していた漫画雑誌はゴラクとかシャワーとか一部を除けばほぼ読んでました。重い通学鞄を背負ったまま一日に立ち読み3時間とか。恐ろしく迷惑な客ですよ本当に。

5:高校生ではまった本、作家は?
高校に入っても漫画ばっかり読んでました。当時高校生のくせに蔵書は千冊近くあったかと思います(ほぼ漫画)。自転車で行ける圏内にある古本屋を常に巡って、安い漫画を買いあさりました。古いのも新しいのもジャンルも関係なく何でもかんでも読みましたね。漫画に比べると小説はイマイチという印象を当時は持っていたし、いわゆるラノベ的なものを鼻で笑っていたので、本当にこの時期は小説を読んでいませんね。

6:大学生以上ではまった本、作家は?
大学に入った後はいわゆる萌え系に流れていく世相がイヤで、漫画からも少しずつ遠ざかっていきました。立ち読み行脚も、古本屋めぐりもだんだんとやめていった気がします。
その代わり大学の講義がイヤでイヤで、講義中に一日一冊はハードカバーを読破するのを日課にしていました。ひどい時は一日三冊くらい読んでました。
いわゆる大学生らしい本(村上春樹だの村上龍だの吉本ばななだの江國香織だの)は大学にあった本はほぼ読み尽くし、それでも飽き足らずに古本屋で小説をドカ買いしてましたね。バイト代のほぼ全ては漫画と小説で費やしました。
その後社会人になってからは経済的に余裕があったので、活字を主に買うようになったものの、通学時間、通勤時間に読書するという習慣だったので、徒歩や自転車による移動が主になった以降は驚くほど読まなくなりました。
なので今も通勤が徒歩か自転車なので、あまり読書していないですね。

7:現在オススメの本、作家。
活字に限って言えば、今のベースになったのは伊藤計劃さんですね。
福井晴敏さんがそれまではベストでしたけども、伊藤さんはあまりにも肌に合いすぎてしまって、それだけで賞への応募作を書き上げた気がします。(落選していますが)
あとは、冲方丁、虚淵玄、奈須きのこあたりにも影響を受けた気はします。
結局自分の中での好きな物を、どうやって作品に反映するのか、どこまでなら作品として許容されるのかがわからず右往左往していた時期に出会って、その文法でそれ以降は書いている気がします。
でも結果は出ていませんが……。
単に大好きなのはPWシンガーの著作ですが、これは小説ではありませんので。

8:好きなジャンル3つ。

SF、アクション、武侠かなあ。武侠ものもアクションの一ジャンルですけれど。

9:読んでいて大笑いしてしまった本は?

あんまりないですかねえ。笑いを活字にはそんなに求めないかなあ。

10:読んでいて泣いてしまった本は?

これもそんなにないかなあ。泣いたり笑ったりをあまり作品に求めませんね。

11:読んでいて腹が立った本は?

たったひとつの冴えたやりかた(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア)、砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない(桜庭一樹)。
まあ、憤りの理由はわかっていただけるかと。

12:読んでいて気持ち悪くなった本は?

消された一家(豊田正義)。ああ、これは憤りも覚えましたね。

13:本の中で出てきたもので、コレ食べたい!と思ったものは?

鬼平犯科帳、五鉄の軍鶏鍋。
モデル店にもまだ行けてないんですよねえ……。

14:本の中でここ行きたい!と思った場所は?

なので五鉄ですかねえ。

15:本の中で好きな登場人物。

うーん、パッと思い付かないなあ。
この本に出てくる登場人物の中で好きなのは? なら言えるんですけど、全部となるとそれ同士で優劣を付けたことがないので。

16:続編を出して欲しい本。

伊藤計劃さんの遺作は読みたかったですが、屍者の帝国は円城塔さんが書いているのでまだ読んでいません。アニメ化するみたいなので、それなら気楽に(失礼)見れると思うのでそれで見ようかな、と。

17:内容は別にして、この題名はうまいことつけたなとおもうもの。

完全自殺マニュアルじゃないですかね。
あとバトルロワイヤル。
この辺の煽り系はストレートなのがいいです。

18:近年の出版業界に一言。

元気もお金もなさそうなので本当に不安です。

19:オススメの書店。

びっくりするほど書店に行かなくなってしまいました……。
ネット書店ばかりに頼ってしまっていますね。
転勤が多かったのでその都度書店を探すのに疲れてしまったというのもありますが、何より新たな本との出会いが書店では低くなりつつあるのがなんとも……。

20:あの人は何を読むんだろうという人にバトン。

前述の通り知人がおりませんので。
コメント全3件
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IOTA
2015年07月25日 20:15
ネット小説でデビューとなると、我々のような作風では難しいかもですね~。
『なろう』で受ける作風と世間一般に受け入れられるものはまったく別ですものね。現にネットデビューを果たす作品はすべて若年層向けのライトノベルですし。

でも、ネットデビューは年々増加傾向にありますから、きっといつか門戸が拡がって、私たちが書くような小説がもっと注目されたらいいなぁと思っています。
そこまでぴったり一緒だとは!
ただ、この手の作風はどうにも受け入れられづらい(もっとラブコメ&ギャグ中心が受け入れられやすい)ので、設定だけでもライトにしていかないと賞とかは難しいのかなとは思っています。
そもそもどの賞がいいのか未だにわかりかねていますしね。
今はあんまり漫画読んでないんですよねー。
良い漫画ないですかねー。
IOTA
2015年07月23日 21:32
バトンを受け取っていただき、ありがとうございます。
伊藤計劃、冲方丁、虚淵玄、奈須きのこ。この辺り、私もまったく同じです(笑
学生時代には漫画ばかりという経歴もすごく共感できます。
実のところ私は現在でも小説と同じぐらい(時にはそれ以上に)漫画を読んでいますから(笑