「桜は微笑む。」更新しました。
2014年12月24日 (水) 22:43
 棗たちと和解できた桜くんですが、まだまだ問題は山積みなようです。
長い間お待たせしました。冬休みに入ったので、落ち着けるかな、と思い書き溜めていたものをやっと更新することができました。
明日と明後日、1話づつの2話を更新すると第一部は完となります。もう最後まで書き終えているので、ゆっくり見直してから更新したいです。


最近十二国記に再熱しています。何年か前に読んだのですが、弟に勧めたら自分が再びはまってしまいました。

『十二国記シリーズ』 著 小野不由美

『魔性の子』から始まり、『月の影 影の海』、『風の海 迷宮の岸』と続き、現在八巻十二冊が発売されています。去年は待望の新作『不緒の鳥』が発売され、多くのファンに喜ばれました。
ある日、普通の女子高生である陽子のもとにケイキという男の人が現れます。「探していた」という彼に無理やり獣の背にのせられ、異界の門をくぐリました。 その異界でケイキとはぐれ、右も左もわからぬ世界を陽子はさまよいます。誰も陽子に手を差し伸べてくれるものはいない……。

若干ネタバレです。



陽子が連れてこられた世界には十二の国があり、一つの国には一人の麒麟がいる。麒麟は王を選ぶ生き物でした。そして、陽子はその国の一つ、慶の国の王として、慶の国の麒麟であるケイキ――景麒に選ばれたのでした。

ホワイトハート文庫で発売されているこの十二国記シリーズはライトノベル系のように思われるのですが、読んでみるとその考えが愚かだったと衝撃を受けるのです。圧倒的なファンタジーであるはずの世界が現実味を帯びており、あるはずがないと思っていても、本当はあるのではないかと思ってしまうほどに、十二国記の世界はリアルです。
著者の綿密で微細な部分までの想像が十二国記の世界を浮かび上がらせているのだと思います。

すみません、うまく言えないんですけれど、とにかくとっても面白い本ですので、紹介させていただきました。
読んでみようかなーと思ってくだされば、とてもうれしいです。


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