短編小説を一つ、更新しました。
なんかこう、どの話も煮詰まっていたときに気分転換に序章だけ書いて気が乗らずにそのまま放置して数年経ってしまった代物でもうスミマセン。
舞台になっている学校は実在のモデルがあります。私の母校です。
女学校の校舎が無事で旧制中学の方が消失してしまったために婿入りする形で統合となり、中学の敷地は半分→他校へ、もう半分→母校のグラウンドになりました。
学校の百年史には面白いエピソードが載っていてそれが書こうと思い立ったきっかけでした。
女学校では床などは糠袋を持って毎朝磨き上げ、顔が映るほどぴかぴかにしていたそうなんですが、統合第一日目、『汚らしい男ども』が『土足』で踏みにじった、と恨み言が書いてありました。どうやらその後陰湿に女学生たちは男子学生たちを苛め抜いたようです（笑）
そんなこんなで始まった統合当初から今まで、同窓会での権力バランスは一貫してお姉さま方＞男性、です。