2020年11月15日 (日) 07:48
スピンオフもので久しぶりにイラッときた。
所詮前作主人公女に失恋したやつがヒーローのスピンオフだから仕方ないのかもしれないけど、そこはかとなく漂う前作主人公愛され余裕万歳(笑)
前作をざっと確認した感じ、スピンオフのガルシア視点で王太子ジェラールが前作主人公シャルロッテのところに転移したあとって、前作の方では告白して未練たらたらだった回あるんだよな。
スピンオフのガルシア視点の前にあるジェラール視点では、スピンオフ主人公で婚約者のセレスティア皇女に惹かれてるようなこと言いつつ、そのあとで向こうにまだ気がある様子を見せるって…。
それで最終話でシャルロッテはもういいのかってセレスティアに聞かれて、
『あれは違うんだよ確かに好きだったけど自分の中のもう一人の魂に引きずられただけで君を愛してるんだよ』
と言ったところで浮気男の言い訳並に軽いわ。
だから女神の生まれ変わりであるセレスティアにはもっとしっかり自分を持って、ジェラールに絆されないでほしかったなぁ…。
もう流れがやっつけすぎる。
シャルロッテ主人公の前作が長編だから作者がセレスティアに思い入れがなくて、
主人公が変わったところで物語内の重要度と神の采配(作者)の贔屓がシャルロッテになるのはわかるけどさー…。
こういう前作失恋男がヒーローのスピンオフなんてただの失恋男救済目的が多いから、受け皿ヒロインが二番手っぽい印象になるのは仕方ないのかね。
シャルロッテの物語よりこっちに惹かれて読んだ自分は、『は?』って感想しかない。