2017年03月02日 (木) 23:13
少女漫画のヒロイン、リーシャ視点って書いてなかったなと思ったので、不意に書いてみました。
苛められて泥水泥団子攻撃をされていた少女が、図太くなってライバルとして対峙するという、夕日に向かって二人でダッシュしそうな感じになりました。
リーシャが前世の記憶を全然いかせてないのは、前世リーシャが高校生くらいで命を終えたからです。ヒロインに転生したから、漫画の筋書き追って逆ハー(原作では王子の他に、子爵優等生キャラや活発な幼馴染平民特等生にも告白されたりアタックされます)みたいな余裕はなく、はじめっから王子一筋なのもあって、そのまま王子エンドに突き進みました。
「私がヒロイン!」じゃないのは、元々の性格です。つまり、ミラーナの妨害を耐えて、リーシャは自力で王子の心をゲットしたのです。
リーシャが「ミラーナ様が私を苛めるのは王子妃がねになるための躾で、身分が下にも関わらず公平に見てくださってる証拠なのだわ」と思っていますが、ミラーナは本気で苛めてます。一話でも言ってますが、躊躇なく心の中で「ヒロインが悲しむ顔もマジかわいい!」と思ってます。レパートリーが泥オンリーなのは、もし叩くと自分の手も痛いから嫌、突き落すと打ち所が悪かったらやってきた意味がないじゃない、教科書を破かなかったのは、それで成績が落ちて妃がねになれなかったら厄介、とのこと。
リーシャの極端なポジティブ思考と、ミラーナの甘い打算の結果が1話でございます。
ちなみに、前世における二人の原作認知度は、
リーシャ→好きで、ある程度の内容は覚えてるけど、セリフとかは大体しか覚えていない。好きなキャラは「リカルド王子」
ミラーナ→原作大好き、何度も読み返すほど好き、セリフも結構覚えてる。好きなキャラは「リーシャ」
一応まだ1~2話過去編が続きますが、ここで一区切り投稿いたしました。