2018年03月20日 (火) 00:13
いつだったか活動報告に書いた「鬼が出てくるローファンタジー」、登場する鬼が足りないのでアイデア出しをしていました。
固有の能力で人を苦しめ、その苦しみをエネルギーとする鬼達。
「美醜の感覚を『自分自身の容姿を最も醜い』と感じるよう負の方向に捻じ曲げる」
「子どものニセモノを作成してすり替える。本物よりも聞き分けの良い子、親にとって都合の良い子を」
「自他に対する強烈な暴力衝動を植え付ける」
といった感じで。
マイナーなドラえもんのひみつ道具に『無視虫』ってのがありまして。
「これをつけられると、無視すると決めた対象に一度でも反応してしまうと途轍もない激痛を感じる」
という効果があります。
これを元ネタに
「無視をした者たちとされた者をターゲットとする。
無視をした者達は対象に反応してしまうと苦痛を感じるようになる。
無視された者は、反応される事に強烈な快感を覚えるようになり、また反応させるための行動に対する倫理的ブレーキが徐々に緩んでいく。
無視したグループが苦痛によるショック死、もしくは『反応させるための行動』による死亡で全滅するまで効果継続」
なんて能力を考えました。
そして、これを考えると同時に頭に浮かんだ事。
いわゆる『みえる人』のいう事によると、
「この世の存在ではない者たちは、『見えている』という反応をすると寄ってくる。そして反応してしまった人は、『向こう側』へ引っ張られてしまう事もある」
そうで。
この『無視』と『幽霊』を組み合わせて、
「無視されていた少年が事故で死亡し、幽霊となった後に自分をシカトした連中をあの手この手で反応させ、あの世へ連れて行こうとする」
みたいな話が出来ないかなと考えた訳です。
年末にやっている『笑ってはいけない~』とか。あまり有名ではありませんがホラー映画の『デッド・サイレンス』(叫んでしまうと舌を切り取られる)とか。
やるなといわれるとやりたくなってしまいますよね。
『肉屋が来る』の時も迷ったけど、オチどうしよう・・・。
面白そうですか、よかった。
殺傷するだけなら能力はもっと単純で良いんですが、『苦しめる』となるとそうはいきません。
認識だけ弄れるというつもりはあまり無いんですが、嫌な能力感を出そうとした結果そういう方向になりました。
>人間の脳は否定の指示を受け付けにくくストレスを感じる構造
『あらゆる指示を否定の形に変換する』能力・・・。地味だけど、嫌な感じ。