2015年08月29日 (土) 05:44
あるお話を読んでる時、
『おや、なんと隙のない交渉。
細かい部分にも粗はなく、主人公サイドから見た、最大限用心した視点。
だが、なんか感想欄のつっこみのような…』
と思って読み進めていたら、
「感想欄の意見を参考に内容を差し替えました」
との文が話の終わりの欄外に。むむむ、となんとなく苦笑。
感想をすぐさま、うまく取り込める柔軟さは素晴らしいと思う。
ブレずにそれができるかどうか。その判断ができる、という点が。
わかる気がしない…
それはともかく。
その文から『感想欄のつっこみ臭さ』を即、感じたのが面白かった。
差し替えた文は問題ない。多分、良くなったんだろう、とも思う。
とはいえ、作品世界の中のその主人公の発言としては、
些か偏りがある、極端な粗探しに感じられたのも確かだった。
読者目線と主人公目線のズレ? 実に言葉にし難いニュアンスのずれ。
そんな部分が妙に興味深かった。
まあ、ここで感じたのは、
なろう感想にたまにある「手落ちを許さない極端な粗探し解釈の目線」だったのだろう。
それは万人視点ではないけれど、考慮はしておかないといけない視点なのかもしれない。
いや作品と無関係なところで楽しんで申し訳ないね。作者さん、すまん。