『木洩れ日が冷めるまで ─白田侑季の報告─』
2021年04月12日 (月) 17:22



 こんばんは。白田侑季です。シラタでもユウキでも、お気軽に呼んでください。

 えぇ、はい。「誰だ貴様は」というお言葉はごもっともです。

 それに際しまして、今回は二つほどご報告させて頂きます。

 まず一つ目。執筆名について。

 此処にアカウントを頂戴しておきながら、ついぞ書かずじまいでした。長編が壊滅的に書けない自分にそろそろ嫌気がさして来てもいたのですが、つい先日、日頃のストレスの捌け口に未完だった拙作を完成させてしまいました。

 ここ数年、ツイッターでnovelとも呼べないものを書いていた怠惰なシラタは、この作品を完全に持て余したのです。

 長編を完結させたのなんて『連関作品』以来。達成感はひとしお。でも拙すぎて誰かに見せられない。ツイッターで長文垂れ流す狂人にもなりたくない。そんなエゴの結果、辿り着いたのがここでした。

 相変わらずの殴り書きたち。でも思い入れの深い場所。ここしかない、と。

 その際に名前を変えようと思いました。以前の『白 由基』という名前も気に入ってはいたのですが、いかんせん前とは心境も環境も何もかもが違う。それに、そろそろ幾つも幾つも名前を作ることにも疲れました。

 慣れ親しんだ名前で、逃げも隠れもしないくらいで丁度いい。

 と、いうわけで。改めまして『シラタ ユウキ』と名告らせて頂きます。以後のお見知りおきは不要ですので、どうぞ右から左に聞き流して頂ければと存じます。

 二つ目。『木洩れ日が冷めるまで』について。

 先ほど話に触れた作品です。相変わらずの「中弛み筆不症」により長らく未完でしたが、粗雑なりにも終わりました。前作の『連関作品』同様、これからまた長い加筆・修正に入ります。

 クローン。という有り触れた題材を、ちゃんと自分の中で咀嚼して理解したうえで書いて見たかった。なんなら近現代的な建物と、無垢な少年が書きたかった。本当にただそれだけです。どうして毎度哀しい話になるのかはシラタ自身分からないので、訊かないでいただけると助かります。

 命の価値。その問いに目を背けたくなる感情。そして誰かを愛するということ。分からないなりに考えてみた、いまの私の答えです。

 と、いうわけで。

 久しぶり過ぎて凄まじく長い文章になりました。本当に自重します。

 それでは。おやすみなさい。


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