今この小説がアツい!2025年黒留ハガネ部門受賞作「崩壊世界の魔法杖職人」が書籍化します!!
2025年05月30日 (金) 18:16
 活動報告タイトルだけで書きたい事九割書いたので、あとはつらつらクソ長い自語りしますね!!!!

 私は小説をちゃんとネットに投稿しはじめてから約15年になります。15年前、私は「20~30年で1冊本を出せたら良い人生だったと胸を張れる」と思っていました。
 ところがネット投稿を初めてから9年目にして初めての書籍化。ぶったまげました。展開が早すぎる……!
 いいんですか? もう? 早いよ? 予想の倍速だよ? 人生こんな上手く行っていいんですか? 許されるのかこんな事が!?
 でも無事に本は出ました。許された。
 もっともそれから二作目が出ずに割と自信を失っていたのですが、私は自分を信用していません。論理的に考えて「例え自信を失っていても書籍化が可能な実力を持っている」という事実は欠片も揺るぎません。私の自信の有無と、私の実力は無関係です。論理的に考えてね。
 自信がだんだん無くなっていったので、だんだん執筆ペースは落ちていったのですが、とはいえ私の人生の大目標は「世界一面白い小説を書くこと」です。書籍化はそのための手段であり、途中経過(途中結果)です。現実的に考えて「世界一面白い小説を書く」のは非現実的なので、現実的に実現し得る目標として書籍化を目指しているに過ぎません。二作目が出ないのでテンションは下がりましたが、根本的な執筆モチベーションは消えません。
 で、けっこうアレコレ書きました。書いていたら二作目が書籍化しました。
「冒険者酒場の料理人」です。
 冒険者酒場の料理人の書籍化とコミカライズによって得られた知見はめちゃめちゃデカかった。
 まず「キャラクターを中心に話を作る」ことをようやく覚えました。それまでは論理としては物語におけるキャラクターの重要性を知っていましたが、感覚として呑み込めてなかったんですね。ここにきてようやく歯車が噛み合い、知識ではなく血肉になった。
 書籍化にあたってストーリーやシーンの追加を行ったのですが、編集さんとのやり取りの中で、どのようなストーリーやシーンが求められているのか? コレがボツでアレが好感触だったのは何故か? などなど具体的なやりとりを通してのキャラクター運用経験値が爆増した。キャラクターを物語の中でどう動かすべきか!? 今! 心で理解した!
 そのキャラクター運用について学習したあたりで連載開始したのが「不老不死のお薬だしときますね」です。冒険者酒場の料理人を通して得た学習成果を新作で試そうとしたんですね。
 不老不死のお薬は二作目が出なくてグダグダしていた頃に二、三年かけてゴリゴリに設定を練っていたヤツです。プロット全部できてる。
 でも困った事に、連載中に大きな欠陥が見つかったんですよね。
 設定はできてる、キャラクターも書けている、ここまではいい。でも関係性が弱い……!(当社比)
 不老不死のお薬を連載してから間もなく、私は冒険者酒場の料理人のコミカライズを通して更なる知見を得ました。キャラクターの関係性についてです。
 WEB版や小説版では、主人公は単なる試行錯誤の結果として食材の調理法を発見する場合があります。それは私がその方がリアルだと考えているからです。
 が、漫画版ではキャラクターの関係性にフォーカスする調整が入りました。調理法発見の理由が全てキャラクター起因になったんですね。
 その時黒留ハガネに電流走る……! こういう事だったのか!? と。
 キャラクター同士の関係性を描くという概念は知識として知っていたのですが、またもや実例を通し知識が血肉になりました。
 思うに、キャラクターの関係性というのは読者にとって最も理解が容易な、物語の基本的階層に位置しています。
 主人公の能力やら経歴を読んでもなかなか覚えられず理解もできない人はいっぱいいます。かくいう私も呪術廻戦の無下限とか理解しきれずフィーリングで読んでたし。でも、関係性は分かる! 主人公とアイツは敵対している、主人公はあのヒロインが好き! こういう関係性は、一番ダイレクトに読者に届く。実際、小説の感想を読み返していても、設定やストーリーよりも関係性に言及したものが有意に多い! じゃあ、読者が一番注目していて気になるところはそこなんだ。
 キャラクターを書くだけでは足りない。極論、関係性を描くのがまず第一にあり、関係性を書くためにはキャラクターが必要で、面白い関係性を書くためには面白いキャラクターが必要で……という逆算で物語ができている。
 まあ要するに、私は「キャラクターの書き方」を理解できたので、「キャラクターの関係性の書き方」も理解できたんですね。キャラクターの書き方が分からないのにキャラクターの関係性の書き方は理解できないから、この順番でなければ私はキャラクターの関係性を真に理解できなかった。
 話は戻り、では「不老不死のお薬だしときますね」はどうだっただろうか? 関係性を描けていたか? まあ、YESだ。書けている。一応。
 でもそれは物語の理解の基本的階層として運用されていない。キャラクターの関係性を物語に組み込んでいるだけで、キャラクターの関係性以外なんもわからん! という人が読んで面白いものになっていない。それじゃダメなんだ。
 なんというのかな。家を建てる時に地盤安定のために大黒柱をズドンと建てるとしよう。
 大黒柱は家の中心で、地面深くにブッ刺さり、家を支えるわけだ。家の構造すべてが大黒柱にもたれかかる。一番シッカリしてないとダメな家の最重要パーツだ。
 ところが、その大黒柱が「え? 柱を立てればいいんでしょ?」と言わんばかりに、形式的に家の中心に置いてあるだけで、地面に全く刺さっておらず、地面にヒョイと置いただけのグラグラ状態だったら? どれだけ他の部分がしっかりした家でも、大黒柱ユルユルだったら地震が来たら一発倒壊ですよ。そりゃ、外装がしっかりしてれば一見して見た目はキレイかも知れないけど。芯は弱いのはダメ。
 「不老不死のお薬だしときますね」の連載中に見つかった重要な欠陥というのはそういう事。この物語は、時間をかけて練ったものではあるけれど、読者の物語理解においてもっとも基礎的な階層に位置づけられるべき、大黒柱である「キャラクターの関係性の描き方」がグラッグラ! 置いてあるだけ!
 基礎がダメと分かったなら、基礎から作り直すべき。でも、もう連載は始まっている。基礎の作り直しはできない。グラグラの基礎の上に物語を建築していくしかない。
 困った。「不老不死のお薬だしときますね」も書籍化したし。書籍化にあたって全身全霊でカバーしたけど、基礎の弱さは如何ともしがたい。
 いや、書籍化作品に欠陥が見つかるのはいいんですよ。全然よくないけどいいんですよ。
 私の大目標は「世界一面白い小説を書く」ことなので。欠陥が見つかったという事は、改善できるという事。まだ成長できる、もっともっと面白くできるという事。そういう意味で、欠陥の発見は大変喜ばしい。マジで。どこをどうすればもっと面白くなるのか分からないまま書き続けるより遥かに良い。
 ちょっと話が逸れた。で、私は心底困りました。連載中の、書籍化が決まっている作品に見つかってしまった根本的欠陥をいかにして是正すべきか? これからカバーできるのか? 一応、黒留ハガネ最新バージョンから1レベルダウングレードすれば執筆を続行できる。でも最新バージョン創作論を適用して書きたい! 面白い小説を書きたい! でもどうすれば? どうやれば面白く書ける?
 困ったので、新しく連載を始めました。考えすぎてよく分かんなくなっちゃったので、うるせぇ! 書こう! をしました。執筆で溜まったストレスを執筆で発散しようとしました。
 それが「崩壊世界の魔法杖職人」です。
 ストレス発散で書き始めたので、割とパパパッと物語の骨子を組みました。昔ベギンレイムさんに紹介してもらった「椅子を作る人」のタイトルを弄って「魔法の杖を作る人」というタイトルだけを作ってあったものベースに。当時、直近でダンガン文庫編集長のオタクペンギンさんがポストアポカリプスモノについて語ってて「いいなー」と思ってたので、タイトルはラノベっぽく「崩壊世界の魔法杖職人」で決定。
 ポスアポ世界だから現代舞台。ネタ帳を漁って「グレムリン・グラス(侵略的外来なんちゃらかんちゃら)」の設定を見つけてきて基礎世界観を構築。別のネタ帳から魔法石加工について論じた設定を引っ張ってきて、魔法杖加工周りの基礎設定に変換してブチ込む。
 主人公の能力は「すごく器用」。これはAPEXでオクタンを愛用していたVtuberさんが言っていた「俺の能力! 足が速い!」という叫びで笑った記憶が残っていて、それを弄った形。AGIかDEXかの差。
 一番最初のプロットでは主人公が都心のアパートに住んでいる設定だったけど、その設定だとどうしても人間関係を書かないといけない。都心でグレムリン災害に巻き込まれて人間関係と無縁でいられるわけがないから。
 いやダルいって! 私はねぇ! ストレス発散で書こうとしてんの! 魔法が書きたいの! めんどくせー人間関係は書きたくないの! 人間関係の書き方で悩んでるのに人間関係書くのは嫌なの!
 で、奥多摩の一軒家に主人公の住所が移動しました。更に人間関係ダメダメ設定を生やして他人と関わらない理由付けに。ヨシ! なんかキャラクター性も濃くなったしこれで人間関係を気にせず思う存分設定を書けるぞ! やったぜ!!
 とはいえ無限に引きこもって杖作ってるだけでは物語に動きがない。そこで「集団への所属」概念を発動!
「集団への所属」は私が勝手に考えた創作におけるミクロとマクロの中間ぐらいにある概念。漫画とか映画とか小説とかさあ、キャラクターってだいたい何かしらの組織に所属してない? してるんですよ(断定)。組織内の立ち位置や、組織単位でのレッテル貼りによってそのキャラクターがどんな奴なのか分かりやすくなるし、人間は社会動物だから、たぶん何かしらの社会に属しているという立場が共感を呼び理解を助けているんだろうなと。あと人間関係も演出しやすくなる美味しいオマケつき(オマケというかそれがメイン説もある)。
 で、私はTwitterでひと昔前に流行った「魔女集会で会いましょう」タグのメモを引っ張り出してぶち込んだ。よーし、ヒロインは東京魔女集会所属だ! 最強キャラ好きだから最強にしよう! ヒロインの主人公への初期好感度は「殺す」! そこからだんだん打ち解けて仲良くなっていく! 杖を作る主人公と、その杖で戦うヒロイン! 「キャラクターの関係性」描写ヨシ!
 小説を書くために必要な要素オールクリア!
 GOGOGOGO!!! 書くぞ書くぞ書くぞ!!!
 ……で、バーッと7話ぐらい一気に書きました。
 吸血と入間が死んでるのは友人から聞いた庵野監督がよくやる手法です。物語が開始した時に、キーマンがもう死んでるってやつ。シン・ゴジラでもやってたしエヴァでもやってた。
 一応、「崩壊世界の魔法杖職人」は最新バージョンの黒留ハガネ創作論が適用されている小説ですが、かなり気楽にパパパッと書き始めたやつです。細かい設定を詰めないまま(当社比)見切り発車で書き始め、だいたい8話以降からは書きながら「この小説ってどういうものなの? オチは?」を考えていました。
 私は自他共に認める設定厨です。ネタ帳を寄せ集めていい感じに成型した小説ではありますが、設定の土台はしっかりしてる。だから設定から導出する形でどんどん話ができていきます。めちゃめちゃガッシリした骨格標本があれば、内臓の位置や筋肉の付き方も分かります。設定がしっかりしていれば、太い設定の幹から設定の枝が伸びていき、おのずとキャラとストーリーが実っていきます。
 この設定が成り立つとしたら、どのようなキャラがどのように関与するのか? それを考えて、オチも最初からそうであったかのように自然に決まりました。
 そうしてキャッキャしながら書き進め、あーなんか評価ptが伸びてきたな、この調子ならそのうち3万pt乗りそう、それぐらい行ったら書籍化の声がかかるかなーなんて考え始めたところで、爆速の書籍化打診がかかりました。
 いや早い早い早い早い!! うろ覚えだけどまだ評価pt1万いってないぐらいのタイミングで声がかかった気がする。最近の打診ってこんなに早期に来るものなの? と思ったけど、実際どうなのかはよく分からない。たぶん、早く声がかかった方だと思う。たぶん。
 それから書籍化に向けて話が進んでいったわけだけど、困った事が一つ。
「不老不死のお薬だしときますね」はどうなるんです?
 そもそもが息抜きに始めた連載が想定外にもエゲつない事になってしまって、書き方に困っていた「不老不死のお薬だしときますね」を放置する事に……!
 いや鉄は熱いうちに叩けというし、大反響の魔法杖をいったんステイして不老不死に戻る案はナシなんだけど。なんか……申し訳ないというか……ごめん……
 いやっ、そもそもねぇ! 半ギレも冒険者酒場も魔法杖も、書籍化4作のうち3作が息抜きでバーッと書いたやつ(書き始めたやつ)って一体全体どういう事なんです? 息抜きとはいえ、それまでに蓄積した創作ノウハウは適用してるから、分からんでもないんだけどね? もう私には小説が分からないよ。
 今は魔法杖の書籍化周りと冒険者酒場周りでドエラい忙しさなので、不老不死は申し訳ないけど更新止めてます。もうね、毎日二、三回頭がオーバーヒートしそうになっては風呂入って脳にリセットかけてる。そのせいで最近水道代がちゃんと上がってるの草なのだ。
 不老不死のお薬だしときますねは、7~9月頃に連載再開の予定です。待ってくれてる方、すまんね。今しばらくお待ちを。不老不死はちゃんと完結します。
 あと魔法杖読んでる読者が連載再開した不老不死の方を読み進めると見覚えある設定に遭遇すると思うけど、それは不老不死の方が先だから。不老不死の方で書く予定だった設定を魔法杖に流用しただけだから。忘れて全然大丈夫だし、だからどうしたってワケでもないけど。
 えー、不老不死の話はこれぐらいにして。
 魔法杖職人ですが、見切り発車で書き始めはしたけれど、今まで培った創作ノウハウを全て注ぎ込んだ物になっています。恋愛を描く事にも挑戦し、一定の成功を収めました。
 これは昔書いた「じれったい展開を絶対許さない超速ラブコメ」という短編の経験が生きました。恋愛が書けないし理解できないと友人に相談して「今書ける全部をぶつけたものをとりあえず書いてみたらどうか?」と言われ書いた短編です。あの短編を書いた経験がなかったら、ヒヨリと大利の恋愛描写は丸ごと存在しなかった。執筆経験値は貯めておくものだなって。
 学習もあった。告白が成就し主人公とヒロインが付き合い始めると、恋愛が決着する。作者の価値観だと告白するまでよりした後の方が圧倒的に長いのですが、どうやらけっこうな数の読者にとってそうではないらしい。恋愛は告白(の成就)がゴールという感がある。知らなかった。次回作では反省し、活かします。
 キャラクターの関係性も意識的に描き、これも成功したと思っています。キャラの関係性にのみ注目して物語を追っても話が理解できるし、面白いものになっているはず。また一つ小説が上手くなってしまったぜ。
 新たな課題、解決すべき問題、身に着けるべき技術が見えているのもまた大きい!
 恋愛描写演出スキルはまだまだ上達の余地があります。この分野はまだ伸ばせる。
 推理系ツリーも伸ばせる。これはまだ手を付けてないけど、いずれ実際に書いて試して経験値を得たい。シャーロックホームズ全巻買って読み直してるし。
 あと、ミクロな部分では描写のフレームワーク! Twitterで見かけた創作論で、「描写は強調したい順に書く」というやつ。これ、無意識レベルでできるようになれば読みやすさと伝わりやすさの底上げになる。3話ぐらい前からじわーっと練習中。
 描写のフレームワークは今まで画角内のキャラ数しか意識してなかったんだよね。ディズニーがよくやるやつ。アナ雪鑑賞で腑に落ちた技術なんだけど、画面(シーン)に入っているキャラ数って1~3キャラなんだよね。4キャラ以上が画面に登場したら躍り出す合図。1シーンにいっぱいキャラを出しても、存在感を出せないならいる意味なし。1~3キャラに納めるのが扱いやすい。
 ……フム。つらつら書きたい放題に自語りしてるうちに6600文字になってる! そろそろいい感じの〆を入れて結びとしたい。
 えー、要するにですね。
「崩壊世界の魔法杖職人」には私がこれまで培った創作ノウハウを全て注ぎ込んでいます。
 それだけではありません。現在進行形で進化しています。まだまだ、面白くできる。私はもっと面白い小説を書ける! こんなに嬉しい事はない。

 スーパー面白い黒留ハガネ最新作、崩壊世界の魔法杖職人①巻は9月発売予定です。
 そして……! クラウドファンディングもやります!
 詳しくは↓
https://camp-fire.jp/projects/847044/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

 なんかめっちゃ久しぶりに活動報告らしく活動について書いた気がする!
 応援よろしくぅ!(*´ω`*)
コメント全39件
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コンパイル
2025年06月22日 19:37
なげ〜よ!
でも楽しそうで何より(^^)
来々軒
2025年06月20日 21:59
最近、息子に
「世界の闇と戦う秘密結社が無いから作った(半ギレ)」を2巻まで読ませたら
「続きは?」と言われたので、そろそろ刊行して欲しい今日この頃。
久しぶりに読み直してますが、やっぱり面白いのに何故(解せぬ)
tekkanshi
2025年06月15日 10:48
ババアニャンは正直加入イベントをひねり過ぎたと思う。あれなかったらもうちょっと巻数出てたかも…。
.jp
2025年06月12日 23:51
長えよタコ。全部読んじゃったじゃねえか。
面白い小説書くやつは活動報告も読ませる文章書くのかよ。
忙しいと思うけど、身体には気をつけてください。
九条空
2025年06月12日 21:12
世界一面白い小説を書くことは非現実的とおっしゃられておりますが、私が崩壊世界の魔法杖職人を見つけ、12時間ぶっ通しで読み続けて頭の血管を破裂させかけたあの時間では、間違いなく私の中であなたの小説が「世界で一番面白い小説」でした。
書籍化おめでとうございます。今後も変わらない健康と発展をお祈りいたします。
moo
2025年06月08日 19:52
な、なげえ……

オコジョ様のイラストが可愛かった 良い絵師であった
レビューでゴリ押ししたかいがあったかもしれんぜw
赤猪
2025年06月06日 21:06
遅ればせながら青魔女コースで支援させて頂きました
半ギレの頃から楽しまさせて頂いている分の感謝が届けられたら幸いです
daozhen
2025年06月04日 21:01
黒留ハガネさんはスゴくて、エラいぞ!

ながく小説家になろうで様々な作品を読んでいます。
その中でもしっかり設定が考えられており、その作り込みは随一だと思っています。
作品を楽しみにしています。そして儲かってほしい。

と、そんなことを記載しましたが、
興味を惹かれ読み続けているのはしっかりした設定があるからこそですが、
印象に残って好きだったのは「婚活ダンジョンちゃん、東京に巣食う」のあとがきだったりします。
宮河 結羽
2025年06月03日 23:30
書籍化おめでとうございます!!
これからも応援しています。
夏♪
2025年06月03日 14:41
ものすごく興味深い活動報告でした。実践者は偉大。
「半ギレ」読み始めて6章くらいで止まってしまったんですが「魔法杖職人」との違いはキャラクターの関係性の描き方にあったのかも。
私は映像畑の人間ですが昔「人の成長を可視化するのは人と人の関係性の変化」と言われたことがあります。恋愛が成就してからのほうが難しいのは、そこから関係性の変化を出そうとするとポジティブなものになりづらいからでしょうね。「魔法杖職人」も前章は主人公とヒロインの関係性が近づいていくのがエピソードを貫くいい軸になっていましたが、後半は新しいチャレンジになりそうで・・・楽しみに読み続けます!
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