2017年12月25日 (月) 21:40
日頃、拙作をお読みいただき誠にありがとうございます。
この活動報告は、今後、第二章をもう一度初めから書き直してもよろしいでしょうか、というお詫びと言い訳です。
率直に申し上げますと、第二章のシナリオが破綻しました。すでに2016年の夏ごろからシナリオの軸がぶれ始め、何とか軌道修正しようとしましたが、脱線に次ぐ脱線で、もうこれ以上シナリオの整合性を保つことができなくなりました。また、期間の空きすぎた連載や無責任なアドリブにより、キャラクターの心情にも一貫性がなくなり、ストーリーの着地地点においては作者自身もわからなくなりました。
なお、単純に第二章が長すぎるという問題も生じております。
そこで、第二章をすべて削除した後、再構成するという事をどうかお許し願えないでしょうか。
主に修正する点は、以下の3点です
・健司とニケの問題、ウェイドとライラの問題、健司自身の問題を分ける。
⇒二章では、同時進行をしようとした結果、1つをやってはもう1つをやって……とどっちつかずのままでした。再構成する際には、この問題を部立てに分けて、一つ一つ解決していく形にしようかと思っております。
・アハトナの人格、行動指針固め
⇒ふざけるなと思われるでしょうが、申し上げます。酔った勢いで登場させたせいで、物語を通してキャラクターがブレブレになりました。彼が何を考えているのか、何がために行動しているのか、僕にもよくわかりません。それによって、ただ現れてはサイコパス的な行動をとる奇人になってしまい、キャラクターとしての魅力がないように感じました。
再構成の暁には、必ず修正いたしますのでどうかご容赦願います。
・そもそも「おれおわ」の物語全般のテーマからずれた。
⇒序章、第一章と比べて第二章はスケールが急に大きくなり、初めにやりたかったこととあまりに乖離しすぎてしまいました。また、主人公が成長しきっていないにもかかわらず、国家権力と戦うという展開になってしまったので、第二章では主人公たちが逃げてばっかりになっていました。ストーリーの焦点もキャラクターの心情描写・成長から離れて、プロットの説明に過ぎないような話も多く存在してしまっております。
もちろん、スケールを大きくしたことそのものが問題というよりは、物語の全体像を把握していなかったため、無計画に風呂敷を広げたことが問題なのだと思います。
どれもこれも、無責任に連載を続けたことが原因です。一度、この作品そのものを根幹から見直し、場合によっては序章から書き直すということもあり得るかもしれません。その場合は、小説ごと非公開にし、新たに新規小説として立ち上げます。
最後に、私の力量不足と見通しの甘さで、皆さんに多大なご迷惑をおかけしてしまいました。誠に申し訳ございません。ご理解とご容赦をお願いいたします。
いつも楽しみにしています。
まったく問題無いです。