タイパは微妙 コスパはまあまあ 家庭料理は栄養も
2025年05月26日 (月) 20:36
ホイル焼きの材料がある。

タラ。野菜類、きのこ。タラには軽く塩をして、野菜は軽く薄口しょうゆ。白ワインとちょっぴりバターのせてホイルにくるんで蒸し焼き。

野菜たっぷりだと時間がかかり
たまに底が焦げ付く…タラや玉ねぎだと底面がけっこう焦げやすい印象があったので、今回は、加熱でかなり水分が出るのを見越してキノコを敷いてみた。

薄味なので好みで食べる時にポン酢をかけて

で、
美味しいけど……
成長期の男子(中3の甥っ子)にタラ1切れは少なかろう(^_^;)
タンパク質が足りない

ので、野菜スープを作った上で、いったん野菜を引き上げ、水溶き片栗粉でごくわずかにとろみを付けて、溶き卵をふわ~っと。
卵スープにして、野菜を戻す(野菜スープ+卵スープ)
極めつけに器に、あらかじめ茹でたほうれん草を短めに切ったものをもっておく。(ほうれん草入り野菜と卵スープ!)

コレは手順が重要で……
野菜スープの野菜を引き上げないまま卵をいれるとうまくふわ~っと拡がらない危険が高い。
卵スープは、卵がふわ~っ!と拡がるから美味しい。そのためには面倒でも、固形物はできるだけ除いたほうが良いのだ。

あと、ほうれん草は、必ず!茹でて水にさらしたものを絞って最後に。これを雑に一緒に投入したりしたらスープがエグみをもったりして食べにくくなる!

面倒な場合は、「万能ねぎ(小口切り。カットでも)」にするか、「ミツバ(短めにザク切り)」も、意外だけどエグみはほぼ出ないし卵スープと相性がいい。

(ほうれん草以外の青菜も基本的に同じです。
この一手間は面倒でも!やるだけで、野菜嫌いにするかどうかを左右する程度には味にかかわると思います。)


美味しさは大事です。
堀田も 家族の好みは踏まえて材料や味つけなど考えて作っています。

それでも、家庭料理は、食べてくれる人の身体を考えてこそ、そこにも存在意義があると堀田は考えるし
(美味しさだけなら外注すればいいのです。お金があるなら特にそう。)
自分が……野菜もしっかり食べたいので(^_^;)

スープに野菜を戻す
さらに、茹でたほうれん草の上にスープを注ぐことで
さらに栄養強化をはかる!

で、タンパク質強化……を、
たまたま、冷蔵庫とか棚の中にあるものでと考えて、

玉ねぎが新たまねぎで、やわらかくて美味しそうだったので、スライサーを一番薄い設定にして(※大事!スライサーは調整できるタイプで最薄に!でないと辛くなりがちです。←堀田はネギ辛いスライス玉ねぎが不得意です)スライスし水にさらす。

手で揉んでみてやわらかいなと感じて割れずに絞れるくらい。透き通る感じが出ていたら大体オッケーです
白いな……というときは辛いです(わたしは自分が玉ねぎ辛い玉ねぎスライスがニガテなのでめっちゃ気を付けますw)
そのまま摘んで何もつけずに苦痛なく食べられる範囲なら大丈夫。

迷いましたが、今回は冷蔵庫にレンコンが余ってたので、皮をむいて薄いイチョウ切にして、さっと茹でたもの。あとは庭でとれた青ジソ(大葉)を刻んだものと、
ツナ+マヨネーズで和えました(塩などで味は調整しました。あと、スライス玉ねぎはしっかり絞らないと水っぼくなるので注意が必要です……)

適当な組み合わせでしたが、
レンコンのしょりしょりした食感、玉ねぎスライス、ツナマヨと青じその風味
クセもなく食べやすかったです(*^^*)

玉ねぎスライスを薄く作って水にさらせば辛さはほぼ感じないはずです!逆に辛味が欲しいかたは、水にさらす時間を短時間にするか
スライスを厚くすれば辛くなります……

生の玉ねぎの辛味が苦手な人には 辛いスライス玉ねぎは本当にキツいので平気な方は、食べてくれる人の中に苦手な人が存在しないか要注意(-_-;)←苦手な人

基本的に子どもさんがいるご家庭や、辛いものが苦手な方は、この部分がすごく大事だと思います

変に辛くないスライス玉ねぎは美味しいので(*^^*)

もちろん、ツナ→カニ缶、カニかま などに変更したり
卵→お豆腐(※絹ごし豆腐推奨。豆腐は必ず味が薄まるので濃いめに味をつけておくのをオススメします)にしたりもできます(*^_^*)

なんでもないことですが、ちょこちょことタンパク質を強化することは
成長期の子どもさんだけではなく、

タンパク質をとらせることが重要な高齢者
あるいは、トレーニング中にもおすすめです

なお、上……

ツナマヨとかバターは入るものの……
高タンパクで 野菜はガチ大量です
緑黄色野菜もしっかり
キノコ根菜で 食物繊維もたっぷり

すごいでしょぉ(*´∀`*)
と、最後はドヤって自慢してみました。

野菜嫌いのかたには地獄かも?しれません

食感は、シットリしているし、ホイル焼き、卵スープや、ツナマヨの味で食べられるので わりと食べやすいんじゃないかな?とは思うけど……。

体に良いから食べなさい!みたいに 無理やり食べさせるのはあんまり好きじゃないからm(_ _)m
味や食べやすさには気をつけたいのです
(それでもガチで苦手な人はムリだと思う……)
コメント全2件
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堀田真裏
2025年05月26日 22:51
子どもが食べやすいって?
お子ちゃまな味にしろってこと?というかたは、……

最近の幼稚園保育園の「食育への取り組み」をご存知ないのかもしれません。
私は、姉が……甥っ子の保育園を懸命に選んでいたこと、その話も聞いていますし
自分自身が、保育園に2週間くらい実習に行っています(看護学校で。保健師に進む人もいるので、保育現場なども実習がある)し。
自分も意識して作っていたからこそ、あの手この手で、子どもが少しでも野菜やナチュラルな味に親しめるように工夫されていることが分かりました(給食もいただいたので)

飲みこみやすいこと。
お出汁でもスープでも肉汁などでも、シチューやグラタンのような味でもいいので、うまみがしっかり絡んでいること。
口あたり……

そういうの気をつけると、意外とちっちゃい子も食べられるんですよね(個人差はあるけど)

堀田が書いていること「うわ、細か!」って感じられる方もいらっしゃると思うんです。
やってみるとそこまで大変でもないです^^;

タイパは悪化するけど、少なくとも
「野菜入れたせいでマズくなった」としないために、

エグみを入れないこと。とか
野菜特有のクセを緩和することは
有意義かな?と思うんです。

ガマンして食べさせたくはない、ではありませんか^^;
気を遣って、美味しいって言わせたくはない、…
できれば。

野菜は、ちょっとしたことで食べやすくできたりするし、
ちょっとした「コレでいいでしょ!」が原因で 全体がマズくなる場合もあります。

かつて私がやらかした事をあげます。

「ミズナ」。サラダに生でも入れられるし、ベビーリーフにも入ることあるし、鍋物にも使われる、クセのない野菜のイメージが強いですよね?

だから大丈夫だろうとたかをくくって
吸い物に直接ぶっ込んだんですよ(-.-;)

結果

吸い物全体が なんか苦くなりました。
青菜ならわかります。ほうれん草とか小松菜とか春菊とかチンゲンサイの青いところとかなら。


まさかミズナで、あんなに苦くなるなんて思わんかった。。

ちょっとしたことで
きっと大丈夫だろう、って雑に作るだけで
全体が台無しになる場合もあるのは野菜の怖いところで(-.-;)

作った本人はともかく、それを子どもさんとか、あまり野菜が好きではない男性などが食べてしまうと
もうその野菜自体が「マズい、キライ!」と誤認してしまう場合もあると思います。

女性は人によるだろうけど、美容とか意識がある分、一般的には男性よりは 健康に良さそうなものを食べようとする人が多いイメージがあります。

男性によっては野菜を食べる人は食べるものの、
かなり個人差が大きいイメージなんですよね。

食べやすく作れば食べられることも多いと思います。
その野菜料理は、保育園の給食で出した時
子どもたちが食べてくれる味でしょうか?

うまみがしっかり感じられて、食べやすく飲み込みやすいものでしょうか?
苦味や辛味が強いなど、子どもが不得意な味はしませんか?

そういうの、意外と大事かなと思うのです
(まぁ、何をやってもムリな人はいます^^;

女性でも、スープに浮かんでいるネギさえ嫌で避けて残すという人を知っています。
ギョーザに入るのはギリ大丈夫で、付け合わせは当然全部残す。サラダや小鉢は論外。肉を包んだサンチュやレタスなどは中の肉だけ食べる  究極の野菜嫌いも なかにはいるようなので。。)
堀田真裏
2025年05月26日 21:13
野菜。もちろん、トコトン苦手な人にはどう頑張ってもムリなことはあると思うけど……
えー。。。美味しくないんだもん、という程度の場合は、
肉や魚の味でしっかりコーティングしたり、必要に応じて乳製品やマヨネーズなどの味を利用して

旨味を足すのは大事かなと考えています。

スープにしてしまうのは、
自分自身が……子どもの頃、「お出汁の味、お吸い物の感覚で」なら、ゆでた野菜が食べやすかった記憶があるから。

スープの味で、スープの具の感覚で、スープの味が染み込んだ野菜を食べられるなら、

変なエグみがないのは大前提ですが……
野菜があまり好きではない人でも、野菜が多少は食べやすくなることも多いのでは?と思います。

ニンジンなども、ゴロッとしていると不得意なかたも多いと思いますが、千切りで柔らかく煮えていたら、ニンジンの風味はスープなどに紛れてしまうと思います。そしてもともと様々なスープのベースになるくらい、ニンジンとか玉ねぎとかってスープとの相性はとても良いので。栄養も優れているし 食べやすく仕上げられるならと使います。

味も出るんですよね(*^^*)

ほうれん草などは、品種によっては「下ゆでなしで使えます!」というのもあります。
個人的には……下ゆでなしで「も」使える場合、やるなら少量です(^_^;)

油分がそれなりに多いドレッシングや、味が濃くパンチのある肉料理(牛肉など)や、脂が多い場所の肉 なら
別です。

あるいはベーコンなども脂多いので割と大丈夫とは思うのですが…


ビジュアル重視の、女性が作ったレシピのなかには

「コレは……子どもさんは絶対食いきらんやろ(-.-;)
野菜があんまり好きじゃない男性になると 相手のために頑張るとしても、キツいレベルだ」というものもあることがあります。

子どもでも食べやすい味であるか?は、
野菜料理に関しては大事な気がします。

飾りじゃないのよ涙は♪ではなく
飾りじゎないのよ野菜は♪です。

サラダや付け合わせは、彩りのためだけにあるのではなく
むしろ、食べてくれる人の健康を願うからこそ、できれば食べて欲しい なら、
野菜を美味しく食べられるための工夫 って
家庭料理だからこそ、より重要じゃないかな?と思うんですよね。

牛肉とか
焼いて塩コショウするだけでも美味しいんだから^^;

美味しさ求めるだけなら、買えばいいんですよ^^;
そのほうが少なくともタイパはずっと良いし

めんどくさくても、卵スープを、野菜たっぷりほうれん草入り卵スープなんてするのは

単に汁物つけて品数を増やすためじゃなくて
栄養ある野菜を少しでも食べやすく食べて欲しい、なんならタンパク質も強化させたい!から。

美味しさのためだけ考えるなら不要なことです
でもまぁ
野菜をこんだけ入れるなら
そのせいで「マズくなった」とは言わせないように

そういう意味で野菜を使うときはディテール、ちょっとした処理のしかた、調理手順などがすごく大事だよねと思うんです