近況報告とお礼とお願いと。
2017年12月18日 (月) 00:49
こんばんは。
ご無沙汰しております。
八山です。


まず、先日「わがまま娘はやんごとない!」に初めてのレビューを頂きました!
私がこだわって書いている部分をこれ以上なく的確に書いてくださっていて、ありがたい限りです。

伝わっていたことの嬉しさだけでなく、拙い作品から意図を読み取る眼の素晴らしさへの尊敬の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!



それと前にご報告した通り、なまじっか星球大賞に引っかからせていただいておりますので、戦々恐々とした日々を送っています。
ここまでビクビクする羽目になるとは自分自身予想外で、まさかここまで小胆な人間だとは思いもしませんでした。

とまあ、そんなこんなで
「折角だから完結させておかないとな」
と思い立ち、更新を再開したのが二週間ほど前。
改稿がどうのと言っていましたが、もはやそんなことも言っていられなくなってきています。


えーっと、何の話をしているんですかね。
あ、そうでした、更新です。


「わがまま娘」を今日の昼間に更新し、この更新を以て謎解き編はひとまず終わりと言うことにいたしました。
本当はまだ解き切っていない謎もあるのですが、本編からは逸れるのでそのままにしておきたいと思います。
でも、機会があればそのあたりの整合性もしっかりさせていきたいですね。

というわけで、本編が終わりました。
やったー!



……と喜ぶわけにもいかず。
まだ「エピローグ」という大事な部分が残っているんです。

終わり良ければ総て良し、とはよく言ったもので、最後の出来如何で読了感が決まってくると言っても過言ではありません(※個人の感想です)。
ゆえに、「本編が終わった」と言っても、大事なエンディングが残っているわけなんですね。
えらいことですよ、これは。
終わったと思ったら終わっていなかったんですから。


話がそれまくりですね。
すみません本当に。


で、このエンディングを書くにあたり、ちょっとした問題が起こりました。
それは「平間と壱子の関係性をどこまで進めて終わらせるか」と言うことです。

関係性ってなんぞや?
って思うかもしれませんが、関係性と言えば関係性です。
一応、主人公とヒロインですし、あの二人は。

まあでも、どこまで進めるかですよね……。

よく分かんないこと言ってすみません。
何かご意見があったら教えてください。
読んだ人目線では、どこまで行ってほしいものなんでしょうか。
(コメントでもメッセージでも感想欄でもTwitter経由でもいいです……どうか教えてください!)


グダグダのまま終わってしまいました。
すみません。
話を1つ終わらせるというのは初めての経験なので、緊張しますね。

落ち着かないと……。


ではまた、近いうちに。
コメント全2件
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八山たかを
2017年12月23日 04:28
中村さん

お返事が遅くなって申し訳ありません。
コメント、ありがとうございました。

中村さんのご意見を聞いて、ハッといたしました。
そうですよね、あくまで自分を基準にして考えていくべきですよね。
終盤の大切さは重々理解しているつもりでしたが、それゆえにプレッシャーから誰かに責任を転嫁させようとしていたのかもしれません。

本当に、ご指摘いただけて助かりました。
一人だとなかなか気付けないことも多いですが、今回はその最たる例だったと思います。
ありがとうございました。
誇張でなく道しるべとさせていただきます。


二人の関係性についてのお話も、とても参考になりました。
そうなんですよね、僕がここで話を一段落しようが、彼らの人生はまだまだ続いていくんですよね。
そのことを見落としていました。
今後彼らがどんな道を歩むのか、まだハッキリとは分かりませんが、未来から逆算して物語の閉じ方を考えていこうと思います。
ありがとうございました。


本当に、中村さんには助けていただいてばかりですね……。
中村さんがいなかったら、ここまで辿り着けていたか、かなり怪しい気がします。
いつもためになるご意見、感謝しています。
もう年の瀬ですが、どうぞ来年からもよろしくお願いいたします!
中村尚裕
2017年12月21日 00:00
 八山たかを様

 遅参いたしました。中村尚裕です。

 『わがまま娘はやんごとない!』、レヴューおめでとうございます!
 そしてエピローグ、平間と壱子の関係性でお悩みとのこと。

 実はこれ、八山様の中にこそ解を求めるべきところかと愚考します次第。

 ラスト・シーンは物語の帰結です。いわば物語が存在意義をかけて突き進んだ結果としてあるべきものです。
 ウケ狙いで決めるのは、あまりにももったいないと、私などは考えます。

 この物語で八山様が語りたかったテーマは、単なる謎解きだけではないはずです。

 例えば御作を紡ごうとした動機に対する回答はどうであるかとか。
 あるいは平間と壱子、今後の二人の関わりは、テーマと合わせて考えるにどうあるべきかとか。
 今後二人三脚で活躍させていくための出会い編と位置づけるのか、それとも本作をもってゴール・インとし、物語世界を閉じたいのか。

 “読者目線”で語るなら、作者であると同時に“第一の観客”でもある八山様ご自身の納得がいかなければ台無しというものでありましょう。

 ただ、二人につきましては。
 少なくともある種の信頼関係は築けるでしょうし、二人の進歩が垣間見えてこそ物語の葛藤が活きもするでありましょうし。
 なので、お心の中にこそ結論はあるものと愚考する私なのでした。

 お互い頑張って参りましょう。

 それではまた。