2024年10月15日 (火) 13:09
いけおぢ豊穣祭2に参加させていただいたこの作品、無事完結することができました。
とりあえず、期間以内、文字数以内に収められてほっとしています。
以下反省文?です。
長いですし、後日談みたいな部分なので、読みたくない方は読まないでいいです。
加筆すべきところはいろいろあったとは思うのですが、「やり手の悪女?に振り回されてる初老イケオジ」「そんな父に振り回されて鬱々としてる息子のイケオジ」「そんなことより夢をかなえるためには何でもやってやるぜのイケオジ」が書きたくて、そこは出せて良かったかなと思いました。
ほんと、加筆しようと思ったらもっと書けそうなんですが……「物語」としてはこれがベストなボリュームだったかなと。
恋愛タグを一応つけてましたが、孤児上がりのため主人公の葉子ちゃんは、大和への気持ちがあっても結婚とか真剣に考えてなかった感じです。
そういう関係になってここにいられなくなったらどうしよう、って考えちゃうタイプ。
そういう葉子の性格がわかってたから、昭も葉子が気になってても特に距離をつめようとは思ってませんでした。どうせなら自分より大和の方がガンガン行ってるし、そっちがうまくいけばそれはそれでいいかなと。
大和はストレートに思ってることやりたいこと全部やっちゃうタイプですね。
なので、葉子への愛も伝えるし、一方でリストランテのこともずっとなんとかしたかったから最後にぶち壊しました。薫子様への恩義とかどうでもいいです。なんなら利用してました。
薫子様は美木一家が離散してしまいましたし、再建不可能ということで完全に手を引きましたね。十年の間に十分もとはとったでしょうし。この事件でいろいろと後ろ暗いことが明るみに出るのを恐れました。
放火の罪は当時で何年かはわかりませんが、葉子はずっと二人が出所してくるのを待ちます。
そしてまた再会して、別の土地で新しいお店を開くのです。
……ってとこまで考えてました!
本当に、久しぶりに連載して楽しかったです。
美木一家のことを考える時間とか、横浜の歴史を調べる時間とか、いろいろ創作面で刺激になりました。
これもいけおぢ豊穣祭という企画をまた立ち上げていただいた、那月 結音さんのおかげです。
ありがとうございました!!