2018年05月16日 (水) 23:32
こんばんは。
お立ち寄りいただきありがとうございます。
本日をもちまして、
「幸せの黒猫喫茶へようこそ」が完結したことをご報告させていただきます。
お読みいただけた皆様には厚く御礼申し上げます。
この作品は、ポプラ社様の
「ピュアフル小説大賞」に向けて書き始めたものでした。
ピュア→動物→猫という単純な思考にて、ともかく猫を登場させた何かが書きたいとう思いが原型だったように思います。笑
いざ蓋を開けてみたらヒロインズがハードな過去を持っていて、これって本当に求められているピュアなのかと、疑問に思うときもありました。
登場人物をイジメ抜くことに何の意味があるのかと、自分で設定作っておいて執筆が進まないこともありまして、なんともしようがない作者なわけですが、それでも何とか締切に追われながら駆け抜けることができました。
また、今作ではキャラは生き物だということを改めて実感できました。
書く前にはこんなシーンでこんなセリフで、というネタ帳を作っているのですが、そのセリフをまったく別のキャラが喋ったり、シーンが丸々没になったりと、キャラ達が自ら物語の舵取りをしてくれていたように思います。
彼ら彼女らが、自らの意思で幸せに向かってくれると信じて、物語をゆっくりと締められました。
とにもかくにも、全力で書き切れたと、胸を張りたいと思います。
今後の活動は、連載を停止中の「クズの苗床」を見直してから続きを書こうと考えています。
その後はゆるゆるとファンタジーの設定を練りつつ、短編を書いたり……と、ふらふらと何かしらは書いてると思います。笑
短期集中で黒猫喫茶を書いたおかげで、少し執筆の勘が戻ってもきたように思うので。そういう意味でも、書くことに挑戦して良かったです。
それでは、また!