2014年07月14日 (月) 23:55
2042年 世界の軍事バランスを司るのは異能の力であった。
渦巻く各国の意志の中心には、初めて魔法を行使され第2次世界大戦の敗戦国となった日本があった。
そんな世界状況の中で、とある任務で3人の魔導使いが日本へと降り立つ所から物語は、歴史は転換点を迎えたと後の人々は語る。
それは1人の少年を軸に始まる、戦いの物語。
魔法でも魔導でも超能力でも、なんでも一緒だ。結局は人の力を超えた化け物。そこに違いなんて有る訳無いだろ?
――フェンリル強襲部隊、チームヴァルダーのリーダー・高橋零葉
編入を心から待ってたよ。君達が来ればこのつまらない世界に新しい風を吹き込んでくれると信じているからね。
――刻汪学園、魔導使い側理事長・御鏡アリス
へっ? 自分の事を気づいていたのですか!? 街に出ても誰にも気づかれず、ぶつかっても置物と思われ、挙句自動ドアにすら認識されなかった自分を!? か、感動であります!!
――初めての後輩・間々莉あやめ
俺に近づくな。どうなっても知らねぇぞ
――同級生・玄柿陽汰
私は王女の権利を剥奪されかけ殺されそうになったのですよ? 魔導使いの貴方達を直ぐに信用すると思いますの? い、いえ信用しない訳でなくて……。あぁ、もうごめんなさいまし! 信用しますの!!
――ツンバカ先輩王女(仮)・フェイリス=ファフ=ヴィステリア
やですよ、や! なんで私がこんな格好しているのか、ユーヤ君はもっとちゃんと考えて下さい。じゃなかったら私、本当に泣きますからね。
――ユーヤと共に来た、ヴァルダーのマスコットキャラ・智恵=ダーウェン
全く、戦う事でしか解決出来ないなんて何時の時代も変わりませんね。そして力が有る者が上に立つのも、これから変わる事は無いのでしょう。
――もう1人の同行者・イクス=インフィティー
確かに今の俺はろくに魔導が使えないぽんこつかもしれないけど、世間で見れば最弱の魔導使いかもしれないけど、それでもお前達は絶対に勝てない。
不可能を可能にするのが俺達なんだから。
――最強最弱の魔導使い・藤丸ユーヤ
一つの種族、二つの性別、三つの勢力、四大元素、五行、六道、七つの大罪
全てが絡み合って少年少女は戦う事になるのであろう。
『へぷたぐらむっ!』
7月下旬公開予定。
何が協力派だ。魔法使いの道を外れたモノが科学の手を借りて、魔法の真似事をする。これが魔導使いとか名乗るゴミカスの正体さ。
それでつけあがって超能力とかいう括りまで出てくる始末。だけど違う。
魔法こそが1番であって、他の奴らに後れを取る訳が無い。
始めよう、約束を。
――異能共同戦線反対派・???