「男性と女性の違い」系の呟きを再び、なんとなくしてみる。
だからなんなの、という内容なので言語化したことはなかったんですけども。
思いつくままに、つらつらと〜。

例えば、こんなことありませんか。

小説や漫画を読んでいて、「あ、これは男性が書いたものだなぁ」とか「これは女性が描いたものだろうなぁ」って。読みながら、感じ取る時が、ある人はあると思うんですね。
気にしない人は気にしないかもですけど。

それを感じ取る時のポイントも人それぞれだと思うんですけど。

自分も、小説とかイラストを読んだり見たりしていて「男性が描いたものだなぁ」って、しみじみ思う時があります。
自分は女性なので、主に自分と比較して、自分の感覚との違いからそう判断するのですが。

イラストだと、女の子の絵を描いた時の男性作者さんとの「視点」の違いに、感銘をよく受けます。
女子が見ていないところを、めっちゃ見てらっしゃるので、「スゲェな！」ってなります。
なんていうかな。女子は女子のことを「ここまで見ていない」ってところまで描くんです。

例えばぴったりめのボタンシャツを来ている子とかで。横から見るとボタンとボタンの隙間から、けっこう肌が見えちゃうものなんですよね。これをちゃんと描いてるイラストを目撃した時にはホント脱帽しました。
女性だとまず、そこまで細かく描きません。なにしろ「そこをそんなにも見たいと思ってない」から（笑）

もっと単純なこと言っちゃうと、いわゆる「おっぱい」の描き方がもう、違います。
女性はそこをけっこうぼんやり適当に描きますが、男性はめっちゃしっかり、描いていらっしゃいますよね（笑）
私が十数年ぶりに2次元文化を覗き始めた時、男性の描く複数女子の絵を見て、素直に驚愕しました。

「キャラによって『胸』もめっちゃ、描き分けてるー⁉︎(´⊙ω⊙`)」

いやホントに「キャラの数だけ胸の数があるんすね……（ゴクリ）」ってなりましたわ。
それまで自分にとっては「胸」って「一組」で捉えるものだったんですけど。男性は「左右一個ずつ」ちゃんと描くんやな、とか（笑）感嘆です、感嘆。
リアルなこと言っちゃうと、ブラ着けると線としては「一組」になっちゃうから。だから女性だと着衣の上なのに「左右一個ずつ」は描かないんすよね、多分。

そしてやはり「そこをそんなにも見たいと思ってない」から（笑）全然アバウトに描いちまうのです。
でも男性にとってはなんかこう、「夢」とか「希望」とか「ロマン」とか「欲望」とか……熱い何かが詰まってるのでしょう。
なんというかもう、「大好き♡」なのでしょう。
アバウトには描かないっすよね。細部まできちんと描いてる。「左右一個ずつ」。はい（笑）

さらに上級者になると、そういった描写を「さらっと」やってのけられる。「露骨さ」が減るって感じ。でも「描いてる」の。意識してなかったら描くハズがないので、「確信犯」なんですよ、きっと。女性はそもそも最初から描いてないから「出ない」。男性上級者は露骨さを「出さずに」描く。分かりますかね、この違い。後者はまさに職人技です(￣▽￣ )

あともう一つ、自分が「男性が描いたものだなぁ」と決定的に思うのは「女の子の発情」の描写ですね。これは小説でも漫画でも、共通ですが。
これも自分は女性なので、自分の感覚との違いからそう思う、って想像でしかないですが。

「男子が発情するスイッチ」と「女子が発情するスイッチ」って、きっと違うのです。が、女性のソレを、男性が解するのは相当、難しいんだと思います。男性が描いた場合は「女子の発情」も「男子が発情するスイッチ」になってる感じ。
もちろん男性読者向けの作品であれば結局、それはそれで良いのです。あくまでも自分にとって、「男性が描いたものだなぁ」と決定的に思うのはココ、っていう、お話です。

自分の中のこの感覚を言語化するのはけっこう大変だし誰得感満載な気がするので、このお話はこのくらいでやめときましょうかね。はい。
冒頭でも述べましたがまあ、だからなんなの、という呟きでした。m(_ _)mぺこり。