2022年10月22日 (土) 16:59
――文章で人を興奮させるのは難しい――かつてこんな言葉を目にした事があり、難しいなら挑戦してみよう。それを機にエロ小説を書き始めたのですが、それ以来、非エロが書きたいのに「筆を進めるとキャラが暴走を始めて妙な流れに乗ってしまう病」に侵されています。たとえば、地域の百景に含まれてるっぽい故郷での純愛物語に挑戦したら書き手が予想しなかった方へと転がり続けて長編純愛エロ小説(有料)が出来上がった、なんて事があります。まあそれでも楽しんで書いてましたが、ちょっとした病気を切っ掛けに創作活動を離れる事になりました。
ところが最近、大人として背中を見せる必要が発生してスタンプ作ったりクリスマス用のイラスト描いたりしてた訳ですが、過去作品のキャラを思い浮かべながら描いてる自分に気付きました。もしかしたら、物語はハッピーエンドでも状況が状況なのでキャラ達の人生はアンハッピー1択と分かってるからこそ、彼女達の青春を何かの形で残したくなったのかもしれません。そんな訳で、お気に入りの話を幾つか、この場をお借りして再公開する予定です。