勇者を殺した男
2018年10月08日 (月) 18:36
悪役滅亡を書いてたときに片手間で書いてた短編を仕上げました。
当時の、今も流行りですが、クズ勇者。勇者であるだけで傍若無人にふるまうアレ、アレの話を書こうとして斜め下から書いています。

かの勇者は役割をも果たさずただ食っちゃ寝して色に溺れてただけで、白黒つくまえに斬られて死んでますが、仮に彼が魔王を倒していたらその行為は許されるべきか。
魔王さえぶち殺したなら、主人公の男の、魔王の蹂躙を1年間許し、勇者を殺したという人殺しの罪は許されるべきか。
逆にこれらが許されないなら、魔王殺しという功はどう報いられるべきか。
そんな感じで書いています。

なお主人公の男が異様に強いですが、勇者はいわゆる竜王探索や最終幻想のような、聖剣や魔法の鎧で身を固め殴り殴られするRPGの勇者に対し、男は当たらなければどうということはない、魔物狩人系の主人公です。罠を仕掛けたり不意を突いたり、手段は問わない戦術で魔獣魔王を討伐しています。回避失敗した代償が右顔面であり、左腕であります。
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