いやー、今書いてる所とは全然関係ない所で
ずっと悩んでいるんですが…
（今書いてる、皇帝同士の会談なんか
　全然、かすりもしない内容なので、今考える事じゃ
　本当はないんだけれど…）

謎物理、あるいは超物理の存在を許して

「重力は重力次元軸の空間において、重力次元パラメータｗの
　量が大きくなるほど、重力定数Ｇが変質して重力影響が大きくなり
　その重力次元軸ｗから見ると、ｗ軸の量が多いほど（深いほど）
　重力影響が他の３つの力よりも影響が強くなり
　重力ポテンシャルが異常に強い場に変わる。
　この時、（何の関連も無いが突然、ワープの都合で）
　ｗ軸方向に深くなるほどに空間が短縮するかの様に
　光、あるいは、全ての交換力の変換速度は、
　w=1 のウィーク場（通常空間）に比べて、
　c=1/√ε(w)μ(w)　の関数によって、伝搬速度が変化し、
　重力次元　w 量が増える程に、光速伝搬速度は
　その次元において、通常空間より早くなる。
　この重力深度次元の空間伝搬速度変化を利用して、
　通常空間の質量物質を、重力深度次元に量子変換し
　移動させる事によって、通常空間の光速限界を越える
　ただし、通常空間での静止時間と同じだけの時間経過を
　その深々度重力空間で成立させて光速超越をしたとしても
　通常空間において換算される、通常物体の光速接近による
　遅延時間に関したエネルギー増加は、全く同じ量である」

という『大嘘』の亜空間設定を作っているわけなんですが
この設定というか、大嘘の法則を逆利用する事を考えると
重力ポテンシャルが大きいモノほど、深い重力次元に移動すれば
非常にハッキリとしたポテンシャルに見える事になり
故に、重力の大きな天体にスターゲートを設置すると
ワープする時の確度が上がる…と…

そこら辺は、技術的な尺度を入れる為に、
重力深度が深い程、量子変換された波動の波束が
群速度の分散によって空間移動する毎に波形変換を起こすので
これを維持するための重力量子変換波動における
「ソリトン波」化させる事が、非常に難しい

等々と理由で、３～５光年、１０～１００光年、１０００光年級で
技術的な難度が、果てしなく変わる　　と、したわけですが…

それらの理由から、インペリアルゲートが設置される
１０００光年以上を跳躍する恒星は、
重力が普通の太陽より大きな
「Ｏ型主系列恒星」という、恒星に限定される
と、設定したのはいいものの…

これらの設定よりノードノークという星系で
実験的に導入してみた、「Ｏ型主系列恒星」
内々の放射エネルギー計算をしてみると、地球と太陽の距離と
同じだけの放射エネルギー密度になるには、４４０天文単位と
太陽から地球までの距離の４４０倍が必要という事が分かり
そんな一回転するのに、２９１８年近くかかる様な軌道回っている
『孤立天体』って、どんな天体構成なんや？　ってのが
ノードノークの計算をした時から引っかかっており
困った事に、エスカの拠点であるテクルコアツ星系も
インペリアルゲートが存在しているＯ型主系列構成なので
太陽系の天体図の様な設定では駄目だったのだ！
という事に気付いたのです。

最初は、
「もうインペリアルゲートの為に存在してる星系なんだし
　インペリアルゲートが地球並に大きくて
　その周囲を、小天体が回ってるぐらいでもいいんじゃね？」
とか思っていたんですが
インペリアルゲートが地球並みの天体であるとすると
周辺を回っている天体は、それよりは必ず質量が小さくないと
連星的に、二体問題系で複雑回転をする事になり
インペリアルゲートの軌道も安定しなくなるのです。

となると、インペリアルゲートが安定軌道をする為に
逆に木星みたいな巨大な惑星を、太陽の中心力の代わりにして
そこで、色んな天体が回っている…という事にすれば
太陽ではないが、太陽の様な惑星軌道図が作れるナァ…
と、インペリアルゲートの軌道安定を確保する事は
出来そうなのですが、
そうすると、そこに住む奴等が、「惑星」に住んでいる
という状況が発生しない事になって、ギャー！

何故なら、木星以上の質量の惑星に衛星的に回っているとなると
適当な概算でも１天文単位ぐらいの軌道が存在している事になり
４４０天文単位から　±１天文単位の軌道偏差が
１周期の間に生まれる事に…
とすると、例えば４３９天文単位の距離になると
Ｏ型主系列からの放射エネルギーが増加して灼熱地獄になり
それから惑星を護る為にシールドが必要になる…とか
星間国家の「首都」にするには、どう考えても惑星のスタイルが
合理的ではないんです。
コロニー型の人工天体で、惑星型重力空間を破棄した方が
どう考えても住みやすく、でも、そんな所を「首都」にするか？
という逆説が生まれ、４４０天文単位の距離を維持するための
ある「特殊な軌道」を考えたのですが、
果たして天文学的に、あまり聞いた事のない
不思議な軌道で回る事はあるのか？

そんな事を、今、書いてる所とは全然関係無いのに
ずーっと考えて、悩んでいるわけで御座います…　Orz