・『生かすべきか、生かさざるべきか』
・『目には目を、歯には歯を。推しには相応の……』

　第五話、A・Bパート共に投稿完了。
　なんとかひと月以内で続きが書けました。


　元々、主人公が介護職というのは、『特撮ヒーローが活躍するラノベ』が大人気の世界で、しかもその書き手が覆面作家、といううそくさい世界観に、地に足の付いたリアリティーを用意したくて設定したものでした。
　ゆえに、その描写は必要最小限に留める予定だったのですが、やっぱりそういう世界を用意した以上、一度はそれが絡むものを書かなきゃなあと思い、こんな話が出来上がりました。


　なんで詳しいの？ という理由に関してましては尋ねられてもお答えしかねます。


　以下、文中に説明が無く、解り辛いだろうなあって思った部分の補足。
　大ざっぱなので、詳細は大幅に端折ります。


◎血中酸素濃度
　詳しいとこだと、『サチュレーション（SPO2）』とも。
　血液中に含まれる酸素の濃度。
　この値が低い＝脳に酸素が行っていないことを意味し、その場合貧血や呼吸困難など、何らかの異常が疑われる。
　なお、常人の基準値は96～99％ほど。90を割るようだと危険。

◎仰臥位
　仰向けに寝ている状態のこと。おっぱいがおおきいひとは苦しいともっぱらのうわさ。
　嘔吐や詰まりがあった場合は、胃の位置の関係もあり、誤嚥（ごえん）防止のため、そこから右側に倒す。


◎>吸引機で水分を引き摺り出したい
◎>だが看護師が居ない状態で――
　となっており、実際許可なく行うと法律違反なのですが、
　必要な『吸痰』の講習を受けた介護職であれば、夜間・看護師の許可を取らずとも行えるそうです。


　活動報告というか、なんか別のものを書いているような気がしないでも無く。


◎出典

・血中酸素濃度
https://nursepress.jp/225638

・仰臥位
http://kaigo-ranking.com/blog/post-034

・吸引・吸痰
http://www.kaigozine.jp/glossary/detail2110.html