2018年01月29日 (月) 12:20
野良犬の4部、終了です。
野良犬自体は既に完成させていて、これを切り分けて投稿しているというのは以前の活動報告で語ったかと思いますが。その時間、4部の修正ばかりしていました。難産な回だった、割には満足の行く出来にできなかったと悔しさが残ります。
野良犬は次の第5部で終了で、第5部は少し短めです。あと少し、お付き合いいただければ幸いです。
『登場銃』
【エリー】
・H28A2
元ネタ:H&K G28E2
エリー所持品はマイクロドットサイト、フォアグリップ、バイポッドを装備。
エリーが普段使用するマークスマンライフルで、難しいミッションになりそうという時は必ず持って行く、最も信頼している銃。支援射撃以外の状況を想定してフォアグリップ、ドットサイト付きスコープをつけており、重いが歩兵としても一応戦える。
・W99C
元ネタ:ワルサー P99コンパクト
あまりにマークスマンライフルに固執する為、それ以外の銃を持っていなかったエリーに、護身武器くらい持て、とクリスに買い与えられたハンドガン。普段から近距離戦をせずマークスマンライフルを扱う為、ポケットにねじ込んであるだけになっている(でも個人で出来る手入れはきちんと行っている)。主な用途は市民への威嚇。特に描写がない場合もずっと所持はしている。
・WS200
元ネタ:ワルサー WA2000後期型
民間に流れていたものを、戦争期にローズが拾ったもの。ローズ死亡後はエリーがずっと所持していた。
長物、スコープつき、セミオートというエリーの最低要求は満たしているものの、装弾数が少ない、ブルパップ故にリロードが手間、独自のシルエットから大きく使用感が変わると、銃としてはエリーが嫌う要素が詰まっている。
・SV-03U
元ネタ:KBP SVU(OTs-03)
ドラグノフをブルパップ化した代物。セレクティブファイアなし。フラッシュハイダー、PSO-1M2照準器装備。
所持している二丁の銃、H28、L68は共に重く機動に難があった。また、L68は通常の小口径高速弾を扱う為、完全なH28の代替にはならなかった。その為、愛銃修理時の代打として、バトルライフル系列で取り回しやすい軽い銃を探していた所、クリスが教えた銃。使用弾薬が7.62mm×54R弾で入手がやや困難な為、あまりメインで使う気はない。しかし性能自体はそれなりに満足のいくものであった。
【クリス】
・C5K
元ネタ:H&K MP5K
クリスの所持品にアタッチメント類はなし。
MP5のクルツ(短銃身)。軽量小型なのがクリスのツボにはまり、困ったらこいつ、と言うまで愛用されている。アタッチメント類はかさばるのを嫌っており、特に何もつけていない。(夜間戦闘が想定される時のみ、タクティカルライトをつけることはある)
・UP45
元ネタ:H&K USP45
エリー達の国軍の正式採用拳銃でもある。クリスはセカンダリとして所持。もっとも、PDWとして扱えるC5Kをメインに持っているので、使う機会はほぼない。描写のない時も所持はしている。
反動の強い.45ACP弾を選んだのは、単発ならせめて威力が欲しいと思ったから。
【リリア】
・RU2000
元ネタ;KBP PP-2000
リリア所持品はストックレス。
ロシアのサブマシンガン。手元にあるのは調達困難なマカロフ弾のIZ91(PP91)とベリット(PM-84)であり、かといってその由来とおじさんの一件でウィプカ(シプカ)に触れることに抵抗を感じていたリリアに、「ジゼットだけ貰ったと知ったらぶー垂れそうだから」という理由でクリスが買い与えた。渡りに船と言う奴で、即座に飛びついた。
極近距離でばら撒くという使い方がマッチしており、気に入られる。
【ジゼット】
・A9-ONE
元ネタ;KBP 5.56A-91
ロシアのブルパップ銃で、擲弾発射器が一体型になっている。5.56x45mm弾仕様。
擲弾発射器がジゼットのお好みのようなのでと、搭載できる銃をクリスが探した。選んだ理由は「R5-SAR(ガリルSAR)より多少短いから取り回しやすいだろう」という気遣いと「グレポン一体型とか面白い」という遊び心からである。
専用グレネード弾の調達が厄介になったが、元々使用頻度が低いのでクリスが買い溜めしてある分でいいだろうという目算。
・Escorter(エスコーター)
元ネタ:S&W M49
発売時の名前が「ボディガード」な回転式拳銃。.38スペシャル弾を使用。
護身銃をジゼットが持っていなかった為、2部と3部の間、彼は常に丸腰生活だった。それを憂慮して、小型銃をクリスが探した。「リボルバーならメンテに気を使わなくていいし、銃の名前がジゼットにぴったり」というのが選んだ理由である。ハンマーが覆われており、衣服に引っかからない点がグッド。
同じくS&W製の銃にM61エスコートという22LR弾使用のポケットピストルがあるが、そっちではありません。
【アナベル】
・ARGO90(アーゴ90)
元ネタ:ベネリ M4 スーパー90
アナベル使用品は銃身14インチ、伸縮ストック。セミオートショットガン。バックショット00B。
前回PA345(PA3)を海中紛失したので持ってきた品にして、アナベルが現在メインで使用しているショットガン。格安での押し付けに折れて買った。指先ひとつで連射できると何かと安心である。肝心のアナベルの感想は「どうせ威嚇だからどれでも同じです」。
・PBマイクロ9
元ネタ:ベレッタ BU9 ナノ
ベレッタが出しているポケットピストル、9mmパラベラム弾使用。他人から譲り受けた品。
護身用の小型拳銃で、オフの日によくポケットに携帯している。あくまで緊急自衛用であり、戦闘で使うことは考えていない。
【ディー】
・LAM24(ラム24)
元ネタ:レミントンアームズ M24
ボルトアクションライフル。
西の国の狙撃中隊正式採用品。その流れで、特に買い替えの必要を感じずに使い続けている。
これを見るとエリーが不機嫌になるので、変更を検討している。
【リュック】
・S540AF
元ネタ:チリ陸軍造兵廠 SAF
リュック使用品は前期型、固定ストック、9ミリパラベラム弾仕様。
チリのサブマシンガン。分間1200発の高速連射は、気分を高揚させるのに十分である。
【テオ】
・Mk9
元ネタ:M92FS
パヴィオギャングの多くが装備している拳銃。元はアランファミリーの在庫を略奪したもの。
・Code(コード)重機関銃
元ネタ:ZID KORD
テオ使用品はピストルグリップ、スケルトンストックを搭載した歩兵用モデル(6P57)を車載させたもの。ロシアの重機関銃、ベルトリンク給弾。
・FAB1955
元ネタ:FN MAG
ベルギーの汎用機関銃、ベルトリンク給弾。