石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2025、結果発表②
2025年02月28日 (金) 21:38


こちらは、「勝手に冬童話大賞2025、結果発表②」です。
未読の方は、「勝手に冬童話大賞2025、結果発表①」から先にご覧ください。





ほのぼのかわいい部門



童話だからほのぼのやハッピーエンドは簡単だなんて思っていませんか。読み手が自然と共感する柔らかさというものは、実際に書いてみるとなかなか難しいものです。

自身が書きたいテーマを意識しすぎてしまうと、途端に物語が説教くさくなったりします。そこを飛び越えて、かつ優しい結末に落ち着く作品。本当にどうやったら、こんな作品が書けるのでしょう。ぜひほっこりしてください。


主人公はなんと穴の空いた靴下くん。今までずっと持ち主に大切にされてきたのに、穴が空いたからいらないなんて納得できません。世界のどこかに自分を求めてくれる誰かがいるはず。そう信じて、家を出るのですが……。作品を読み終わった後は、ぜひそのままインターネットで検索してみてくださいね。可愛らしい写真を見ることができますよ。



甘い物が大好きなカラスのアマカァは、駄菓子屋さんにてたびたびお菓子を失敬しています。そのたびにお店のおじさんに怒られるのが不思議だったアマカァですが、仲間のハカァセに「カラスが光り物を集めるように、人間はお金を集めている」と聞き……。ハトと同じくらい身近なカラス。ご近所のカラスたちもこんなことを考えて、日々暮らしているのかもしれませんね。ちなみに小畠愛子さまの冬童話参加作品は本当にたくさんあり、読み手としてわくわくしてしまいます。この作品以外にも「小さな勇者さま」や「ちっちゃいクモと大きな雲」、「ぼくはカメラマン」など素敵な作品が盛りだくさんですので、ぜひ手に取っていただければ嬉しいです。




ビターエンド部門



ビターエンドは読み手によって、エンディングの感想がわかれる物語を指します。こちらの作品は両手をあげてハッピーエンドだと叫ぶ作品ではありません。けれど読み終わった後の余韻がどれもとても素晴らしいものばかり。

胸に残るほろ苦さは、私たちにある種のノスタルジーを感じさせてくれるのかもしれません。


村を救うために自分の身を捧げることを決意したヤナ。湖に飛び込んだ結果、記憶を失ったヤナはお城の中で不思議な仲間たちに出会います。

美しくも不安定な世界観がとても美しい世界です。楽しいお城の風景とその背後にあるものを考えると、胸がたまらなく苦しくなります。どんなに誰かのことを考えても歪みが起きてしまう竜。そんな中でも常に最善を願う竜の優しさが美しい。そしてこれから先、決して順風満帆の人生を送るとは思えないヤナ。それでも前に進んでいく、生きていくことを選択したヤナのことを応援したくなる物語です。



主人公のミンミは、ふるさとの村を氷漬けにされてしまいました。ミンミは自分を助けてくれた北風と一緒に、時の止まった村と大切な家族を救うために旅に出るのですが……。

六福亭さまは、今年も冬の童話祭期間中にたくさんのお話を投稿していらっしゃいました。「ホシノシホさんの夜の冒険」や「月夜に」、「北溟のトナカイ」や「レモン」、「ろうそくたてと錫のかたまり」や「トロルの灯」や「ユニコーンの通過儀礼」など、好きな作品ばかりでいろいろと悩みましたが、吹き付ける風にあおられ、目と胸が痛くなったこちらの作品を選ばせていただきました。可愛らしいものから、胸がぎゅっと苦しくなるようなものまで、本当にたくさんの作品を堪能させていただいております




家族部門



童話ジャンルということで、今年の冬童話も家族を題材にしたものが多く見られました。兄弟姉妹を想う子の優しさ、子どもを守ろうとする親の強さ。離れてしまったひとへの哀愁。どれもきっと、みなさんにとって身近なお話になるはずです。


すべてを忘れて読書に夢中になった経験をお持ちのかたも多いのではないでしょうか。物語の主人公は、読書が大好きな女の子。今日のお目当ては、「エルマーのぼうけん」です。夢中になって読んでいるうちに、お母さんとの約束もすっかり忘れてしまって……。

女の子の気持ちも、お母さんの気持ちもどちらもよくわかります。懐かしさとともに大人になった自分を実感する物語です。



森のことを教えるのが森に住むレイラのお仕事。だから、「わからない」と答えることはできないとレイラはずっと思っていました。ところがその日レイラのもとを訪れたライムは、「わからなければ一緒に探しに行こう」と誘ってくれて……。

遠回りは決して悪いことではないのです。近道を選ぶばかりでは見えないことがたくさんあります。そして必要には思えない物事の中に、心を豊かにしてくれる様々なものがたくさん隠れているのです。




あやかし・神さま部門



童話、昔話では、あやかしや神さまといった類の存在は、広く認められるもの。ひととは違う、けれど同じように悩み喜び笑う彼らの言葉に、思わずあなたも胸があたたかくなるはずです。


勇者の兄であるリックと聖女の妹であるアリーは、勇者と聖女の影に隠れて、いつも忘れられてばかりいます。仕方のないこととは思いつつ、寂しさは募る一方です。それでもふたりのことを大切にしてくれる少数のひとたちのお陰で、ふたりはなんとか無事に大きくなることができました。

ふたりが出会ってから十年後。いまだ眠り続ける天使を目覚めさせるため、ふたりは冒険の旅に出かけることになり……。

目先の欲望に流されることなく、深い絶望に自棄になることなく、大切なものを見て自ら行動することができたなら、きっと物語も人生もハッピーエンドを迎えることができるのでしょう。



山奥の村に住むミドリは、元気な男の子。ある日ミドリは、山の中で小さな女の子メダマに出会います。ミドリはメダマと仲良くなりますが……。

人間とひとならざるものの感覚の違いにぞくり、どきり。ちょっと不思議で、少し怖くて、でも何度も繰り返し読みたくなる物語です。




図書館に届いたのは、とある新しい絵本。人気作とはいえ、何の変哲もない普通の絵本です。ところがこの絵本は、あっちにふらふら、こっちにふらふら、まるで旅をするようにしょっちゅう思ってもみない場所に行ってしまうのです。

正確にはこちらの作品内には、直接的な神さまもあやかしもできません。ただ日常の中に潜んでいる不思議といいましょうか、きっと何かある、もしくは何かいるんだろうなと思わせられるお話です。こんなちょっとした不思議がある図書館、結構多いのではないでしょうか。




特別部門


ここまで『勝手に冬童話大賞』をご覧いただいた方の中には、「今年、あれが選ばれてないの? どうしたの?」と思われた方もいらっしゃるかと思います。そう、みんな大好き「とりとねこ」のお話ですね。

冬童話大賞では同じ作品のシリーズがずっと受賞し続けるということはあまりありません(同じ作家さんの作品がたびたび選出されることはありますが)しかしこの「とりとねこ」のお話は大好きすぎて、常に可愛い可愛いと言いながらご紹介しているのです。毎年ずっとご紹介していますが、今後も受賞は確実ということで、ここで永世称号をお贈りすることにいたしました。

というわけで、やまだのぼるさまの「とりとねこ」のお話については、「永世かわい位」とさせていただきたく存じます。

マキさんの部屋で暮らしている白いとりと三毛のねこのぬいぐるみ。「とり」と「ねこ」は、毎日ふこふこと暮らしています。今日のとりとねこは、なんとライバルに会いに行くそうです。そのライバルとは果たして……。可愛くて面白いとりとねこのコンビは、今年も元気いっぱいです。



冬童話大賞2025


今回の冬の童話祭は「冒険に出かけよう」というテーマでした。

今いる場所が平和だからこそ刺激を求めて冒険に出る物語もあれば、今が苦しく不安だからこそ心の安寧を求めて冒険に出る物語がありました。冒険に今まさに足を踏み出そうとする物語もあれば、冒険の終わりを噛みしめる物語がありました。

私たちの置かれた場所はひとそれぞれ。どんな人々にも夢があり、また悩みがあります。その重さも色合いも手触りも、日々移ろうことでしょう。それでもよりよい明日を夢見て、私たちは自分のできることをひとつひとつ積み重ねていく。手探りで進んでいく毎日は既に同じものなどひとつとしてない大冒険なのですよね。

どうかこの冬の童話祭の作品が、ひとりでも多くのみなさまの心に届きますように。
というわけで、勝手に冬童話大賞2025の発表です。

粉ひき屋の兄弟の末っ子イヴァンは、父親が死ぬと同時に家を出ることにしました。そんなイヴァンの旅になぜか勝手にくっついてきたのは家で昔から飼っていた猫。猫は猫らしく気ままに過ごしつつ、旅に不慣れなイヴァンに様々なアドバイスをしてくれます。そんなイヴァンと猫は、ある日不思議な少年に出会い……。

猫が激しく猫らしくて、最後までにまにまが止まりません。もちろん物語の結末はハッピーエンド。魔法の袋と鍋もすごいのですが、イヴァンを幸せに導いたのはやっぱり猫なのですよね! 猫が家にいないにもかかわらず、エア猫吸いをしたくなる作品です。猫、もふもふしたい


以上で、全作品の紹介を終わります。
冬童話2025の開催期間は終わりましたが、感想を書くのに期限はありません。もしもこの活動報告内で、皆さんの心に響く作品がひとつでも見つかれば嬉しいです。私もこれからゆっくり各作品にレビューをつけるつもりです。


最後に冬童話に参加した当方の作品の宣伝をさせてください。

本の虫姫と呼ばれたお姫さまは、姉姫さまの代わりに罰を受けることになりました。その上、悪魔の気まぐれにより花嫁に選ばれてしまいます。悲しみに暮れているかと思いきや、お姫さまはいつも通り笑顔で本を読んでおりました。不思議に思った神官さまが疑問をぶつけたところ……。
ハッピーエンドです。




★ ★ ★



なお、本日の活動報告は、夕月 悠里さま割烹エディターを利用して作成いたしました。


長い活動報告に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

コメント全25件
コメントの書き込みはログインが必要です。
■碧衣 奈美さま
今年も素敵なお話をありがとうございます。
勝手に冬童話大賞、今年は遅くなってしまい例年よりさらにこっそりの開催となっておりました。

プーシーの可愛さにもうメロメロです。
毎年話しているような気がするのですが、碧衣さんの作品をいつか絵本で読みたいのです!


■汐の音さま
お久しぶりです。
こちらこそ活動報告などにコメントも残せずすみません。

汐の音さんらしいファンタジーとメルヘンの世界で紡がれる主人公の成長譚、そして添えられたお嬢さんのイラストがまた本当に素敵な作品でした。大切なひとがいるからこそ、勇気が出せる、前に進む力を発揮できることってありますよね。

「早咲きカカオ」も、とっても甘酸っぱくて胸がきゅんとなるお話でした。青春だなあ。言葉が、そして物語が持つ力って本当にすごいですよね。これからも汐の音さんの作品を楽しみにしています。


■たんばりんさま
こんにちは!
ようこそ、おいでくださいました!

こちらの勝手に冬童話大賞は、2019年からやっている活動です。せっかく全部読んだからやってみようかな〜という気楽な感じで始めたものでして、まさか数年後も続けることになろうとは自分でもびっくりです。毎年50作品ほどに候補作を絞るのですが、その後はどれを受賞作にしようかうんうんうなりつつ選出しております。

たんばりんさまも、素敵な活動をなさっているんですね! 読み仲間ということで、とっても嬉しいです。公式企画の作品紹介をなさっている方もちらほらいらっしゃるのですが、これからさらに増えていくといいですよね。
碧衣 奈美
2025年03月11日 21:22
童話のポイントが増えていて「そういえば」とのぞいてみれば
すでに冬童話大賞の発表がされていてびっくり。
さらに、今年も自分の作品が選ばれていて二度びっくり。

出遅れまくりましたが、冬童話大賞の選出、お疲れ様でした。
クリスマス部門に選んでいただき、光栄です。
ここに名前を載せてもらえることがめっちゃ嬉しい~。
お気に入りキャラのプーシーが選ばれ、二重三重の喜びです。
ありがとうございました!
汐の音
2025年03月07日 14:26
翠さん、ご無沙汰しています。おつかれさまです!
ちょうどなろうから遠のいていまして、まさかシーファを選んでいただけたとは……!! と、とてもびっくりしています。
お言葉を励みに、また、ゆっくりと創作を続けたいです。お読みくださり、その後を気にしてくださって、本当にありがとうございました。
たんばりん
2025年03月06日 00:20
あき伽耶さまの割烹から飛んできました。

過去の割烹を追ってみれば2019年から(ひょっとするともっと前から)やっているんですね。私も似たようなことをやっているので(知らない方の作品を多く取り上げたのは今年からですが)勝手に親近感を感じてます。
各部門と大賞があるっていうのはとても面白いですね。全部読みをすると紹介作品を絞るのが大変ですので、こうやって部門ごとに紹介するっていうのは良いアイデアだなあと思いました。
そしてやっぱり2部構成になるんですね。(笑) 2万文字の上限、私は1万6千字くらいでひっかっかって、一度公開後に編集で1万8千字くらいまで増やしましたよ。

長々とスミマセン。こういう活動をされている方がいるというのがなんだか嬉しくって。
じっくり読ませていただきます。
■小狐紺さま
活動報告にお越しいただき、ありがとうございます!
「勝手に冬童話大賞」の名前の通り勝手に選出してしまっているのですが、本当に素敵な物語を読ませていただきありがとうございます。

シュトーレンは毎年クリスマス前に速攻で食べきってしまう私なのですが、シュトーレンの猫ならじっくり寝かせてあげられるかも……なんて考えてしまいました(いや、あまりの可愛さに、やっぱりすぐに食べてしまうかもしれませんが)

あまりにも可愛らしい物語で、何度読んでもついメロメロになってしまいます。
コメント欄でも「『シュトーレンの猫』、すごくよかった!」という方がたくさんいらっしゃって、ご紹介できて本当によかったとにこにこです。素敵な作品をみんなで共有できることほど、幸せなことはありませんよね。


■ゆめあき千路さま
こちらこそ、毎年素敵な物語をありがとうございます。
なんと物語は、相内充希さまが作ってくださったバナーから始まっていたのですね。なんて嬉しい!
きっと充希さまもすごく喜んでくださると思います。

ゆめあきさまのお話を読むと、子どもの頃のクリスマスのわくわく感を思い出すんですよね。こうやって物語のみんなと一緒に毎年歳を重ねていくことができるなんて、なんて幸せなんでしょうね。


■こまの柚里さま
今年もなんとか冬童話大賞を開催することができました。
活動報告も普段はなかなかコメント欄を開くことができないのですが、こうやって冬童話のことについてみなさんとお話ができてとってもありがたいです。

『エルマーのぼうけん』、我が家にもありました。本当に大好きで何度読んだことか。エルマーの行動を思い出しながら、日々歯磨きをしたり、チューイングガムを噛んだりしたものです。本当に懐かしい。そしてお母さんの気持ちがわかってしまう年代になったことに、また感慨深さを感じております。

ぜひぜひ未読の作品をお手に取っていただけたら嬉しいです。
小狐紺
2025年03月03日 09:32
石河翠様
勝手に冬童話大賞の開催、ありがとうございます。
タイトル部門に「シュトーレンの猫」を入れて下さってありがとうございます!
読んでもらえればいいと思っていたので、こんなに嬉しいことはありません。

本当にありがとうございました!
石河翠様
今年も勝手に冬童話大賞の開催をありがとうございます!
そして拙作へのクリスマス部門の受賞、誠にありがとうございます!
じつはこの『クリスマスの宮殿』を書いた原動力は、執筆直前に石河翠様からいただいたバナーだったりしました。例年になくものすごい勢いで書けまして、気がつけばあの話数に……。
執筆前からの感謝を込めて、厚く御礼申し上げます。
ゆめあき千路
こまの柚里
2025年03月02日 10:29
今年も童話大賞を開催してくださり、ありがとうございます! そして家族賞に選んでくださり、どうもありがとうございました。
家族を描いた多くの作品があったとのこと。その中で選んでいただけたなんて、本当に光栄です。「大人になったことを実感する」というお言葉もうれしく思いました。
知らない作品がいっぱいなので(相互さんもいっぱいでしたが(^ ^)  読み回りさせていただきますね。
■風風風虱さま
ちょっと不憫な案山子さんと、案山子さんにしっかり恩返ししている動物さんの関係がとっても可愛くてついにこにこしてしまいました。ハヤブサもキツネも自分の子どもたちにこの話を代々伝えていくのかななんて想像してしまう素敵なお話でした。


■夕立さま
今年もなんとか冬童話大賞を開催することができました! そうなんですよ、常連の作家さんもお見掛けするんですが、毎年ご新規の作家さんに会えるところも冬童話の楽しみなんですよね。

勝手に冬童話大賞で受賞した作家さんが、ネット小説大賞などで書籍化を果たしているのを見ると、「私、もう何年も前からその作家さんのファンですから!」とつい心の中で古参を気取っていたりします(笑)

確かに今年は「猫」が多かったですね。うさぎやリス、狼などもいたのですが、猫の出番は断トツだったように思います。みんな、お猫さまの下僕なのかもしれません。ああ、猫吸いしたい。


■石江京子さま
すっかり遅くなってしまいましたが、なんとか今年も開催できました! こうやって遊びにきていただけると本当に嬉しいですね。読むのはとっても楽しいのですが、全部を紹介するわけにもいかず、どの部門に何を選ぶのかで毎年悩んでしまいます。放っておくと、絞り込めなくなっちゃうんですよね。困った、困った。

『魔女の庭は空想の森』の魔女と子どもたちの交流がとっても素敵でした。硬く凝り固まった魔女の心が、子どもたちの影響ですっかり優しく柔らかくなっていくところが、本当に引き込まれますね。

未読の作品がありましたら、ぜひぜひお手に取ってもらえたら嬉しいです。


■あき伽耶さま
冬の童話祭が終わってから少々期間が空いてしまいましたが、なんとか無事に作品をご紹介することができました。2月が短いことはわかっていたはずなのに、月末に頭を抱えておりました。お恥ずかしい。

冬の童話祭はどうしても作品が埋もれがちなため、少しでも素敵な作品をご紹介できていたなら嬉しいです。とはいえ紹介したい作品が多すぎて、ここまで絞るのがなかなか難しいんですよね。

「星野屋上遊園地」、自分が小さい頃に大好きだった地元の屋上遊園地を思い出して、切なさと懐かしさがあふれながら拝読いたしました。全国にももう数えるほどしか屋上遊園地は残っていないそうですね。地元の屋上遊園地、大好きだったなあ。キラキラの星を見つけて、また時々でいいからお客さんを受け入れてくれたらいいのになあなんて思ってしまいます。


■彩瀬あいりさま
今年もなんとか「勝手に冬童話大賞」の開催ができました。冬の童話祭が終了してからちょっと時間が経ってしまったのですが、一応冬のうちに発表ができて本当にほっとしています。

「シュトーレンの猫」、めっちゃ可愛いですよね。美味しいシュトーレンを見つけたら、いい子いい子したくなっちゃいます。シュトーレン大好きなので、ひと切れずつとかで我慢できずに一気に食べてしまうのですけれど(ダメ人間)

「マリーの大冒険」のキケリキー男爵、もう本当にカッコよすぎますよね。あんな状況で出会ったら惚れてまうやろー!!! でも個人的に水炊きは大好きなので、タグを見て、男爵ごめんねってなっています。

あいりさんの童話は、本当にとっても可愛くて読んだ後のほっこり幸せな気持ちがすごかったです。猫ちゃんはぜひドヤ顔でごろんごろんしていてください。お祝いにちゅーるを捧げたい。
風風風虱
2025年03月01日 22:15
お疲れ様です。

今年は何が選ばれたのだろうと見に行ったらいきなり見覚えのあるタイトルがあってびっくりしました。

ありがとうございます。
前のコメントへ 123 次のコメントへ