side.Yo 「 光妖精の国は豊穣に満ちて 」について
2012年01月06日 (金) 03:40
今回はヨウランのターンです。
前回のヴィーノと同じくらい難しかったです…
何せこの二人、シンの友達で同じ艦に乗っているにも関わらず、殆ど描写がありません。
なんというか、場の賑やかし、もしくは旧種キャラを良く見せるための舞台装置的な役割しか与えられていない気がします。
特にヨウランの場合は。
その分、ちまき版では輝いて―― いるのはヴィーノか。

ミネルバ組は、シンとレイ以外、過去や志願理由が明かされていないので、背景設定を捏造しやすい利点と、だからこそ難しいというメリットデメリットがあります。

ホーク姉妹の場合、婚姻統制があるにも関わらず何故アスランに近づいたのか?という疑問を出発点に、恋愛要素を絡めないことを前提に考えた結果、「戦死した父親に纏わる不可解の解明」という命題を与えました。
ルナマリアはともかく、この命題を与えることで、何故メイリンがハッキングなどを得意としているかが説明しやすくなるので…
ご都合主義乙その1です。

ヴィーノの場合、ザフトに志願するプラント一般人代表という役割を与えました。
家族を守りたい。故郷を守りたい。
一番志願理由がわかりやすく、共感できるようにしています…ハイ…
ただ、戦争に関する描写がぺっらっぺらなのは、ひとえに私の力量不足です。
もう少し、心に迫る描写ができるようになりたいです。

ヨウランの場合は、立ち位置を随分悩みました。
クライン派絡みはホーク姉妹が、プラント一般人はヴィーノが持って行ったので…
悩んだ末に、ご都合主義乙その2的な存在になりました。
ある意味、シンに一番近い存在がヨウランです。
ただ、ヨウランには夢があり、支えがあり、救いがありました。
まぁ、その結果がプラント育ちにはあるまじき、「神の幻視」な訳ですが…
壊れていた心を自力で直し、一人で立ち上がり、目標を得た人。
人工知能は家庭のパソコンでできるのか?というツッコミはなしの方向で。
ソフトウェア関連でチートスペックだった、天才という方向でお願いします。
Cv.杉田、Cv.杉田、と心の中で何度も呟きながら書いていました。

あれ?
いつの間にかミネルバ組語りになってる?

昨日の活動報告で、今日のが番外最後的な事を書きましたが、訂正します。
一番重要な、親玉の存在を忘れていました。 

次回は、恐らく、皆さんが一番気になっているであろうレイ視点でのお話になります。
シンの影が全くなかった4人と違い、シンがそこそこ登場することになると思います。
しっかり書こうと思います。
それでは、また次回。
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