2015年04月18日 (土) 20:46
おひさしぶりです東野です。やっと暖かくなってきてうれしいかぎり。
さてさて毎年恒例の劇場版コナンですが、長年通っていた映画館が潰れてしまったので、ちょっと遠くにある映画館で観てきました。時の流れをしみじみ切なく感じつつ、犯人や展開的なものは避けつつまあそこそこネタバレしているのでまっさらな状態で見たい方はご注意ください的な感想をば。
内容的には飛行機爆破あり地中爆破ありビル爆破あり蘭姉ちゃんの空手ありで視覚的にとってもスリル満点でした。キッドの空中を泳ぎもがき飛ぶ姿も映画ならではの迫力があってとてもよかったですね。脚本が相棒で好評な櫻井さんだということもありしっかりした展開をもちつつ、キッドのコメディ的なおいしさもありつつ、事件の関係者のエピソードやキャラもなかなか楽しくて、バランスのとれた作品かなあと思います。園子ちゃんの財閥令嬢としての姿も新鮮でかわいかったし怪盗キッドのアイデンティティにまつわるところも感じるし。でも登場するレギュラーキャラがちょっと少なすぎるかな?映画だけのキャラが多いからしかたないか。
そんでもってあの 灰原さんなんですけれど
アアアアアアアアアアッアアアアアア.............?!?!!灰原さん......アッ
これは.....これは.....哀→コだ.....最近はすっかり良きサポート役として落ち着いていた灰原さんの気持ちがひさしぶりに見えた.....なんてことだ.....油断してた.....おばあちゃんほんとうにありがとう.....灰原さんの視線の色に気づくおばあちゃんありがとう....おばあちゃんの忠告に対する灰原さんの答えも彼女らしくてとてもすきだと思いました.....コナンくんの背中や横顔をみつめている灰原さんがわたしも好きです.....どうしよう......まさか今になって灰原さんの気持ちを指摘して気づかせる方が出てくるだなんて.....アア....ウウ
個人的な話ですが、わたしが昔灰原さんとコナンくんの小説を色々書いていたのは、ふたりの関係性を探ったときの思考の残りカスを昇華させるためでした。ですがいつからか、近年の劇場版での安定した良きパートナー的関係がもがいていたわたしにすとんと落ちてきて、今現在ふたりについてはもうわたしの中では決着がついたといいますか、こういうお互いを支えるべき時に支えられるふたりが好きだな!ずっとこうでいてほしいな!と思ったので、書く理由がなくなってしまい、別ジャンルで書いていることもあって今はコナンを書いていません。
でもそんな今でも灰原さんはほんとうのところどうなんだろう、コナンくんをどういう思いでいつも助けて見つめて解毒剤を作っているんだろう....とふと考えることがあります。なので今回の映画でそんな灰原さんの今の気持ちをちょっと覗けることができてとってもうれしかったし感慨深かった。
数年前に灰原さんを好きになってわたしはいろんなものと出会えて、彼女やコナンという作品はわたしのバイブル的存在です。灰原さんに対する思い入れは半端じゃなく強いです。今でももちろん大好きだし、たぶんこれからもずっとわたしの一部で在り続けるだろうな、とも思います。
というわけでコ哀がお好きな方にはぜひご覧になってほしい、そして一晩あの灰原さんについて語り明かしたい、そんな映画ですので、ぜひぜひ。
ドラゴンボールと2本つづけて!
来年シェリーが物語渦中に絡んでほしいな