こんにちは、すっかり春らしくなってきましたね～。
新生活が始まっていろいろゴタゴタしてひいひいいっている最中ではございますが、しっかり公開初日に見てまいりましたよ～～第２０作劇場版名探偵コナン・純黒の悪夢を....以下ネタバレしまくってますのでご注意ください。







　いや～いろいろ突っ込みどころ満載だとは思うんですが、とっても見応えありますよ今回の映画はいろんな意味で！カプセルがたくさんぶらさがった二連観覧車（これ建築法的にありえるのかしら）を爆破し転がし破壊したあげく夜空を駆ける真っ黒いヘリがそりゃ～まあバカスカドンパチ撃つわ撃つわでま～～～ひどかった。漆黒の追撃者のタワー狙撃なんて目じゃないです。あんなド派手にやらかしといて警察は何も手がかり掴めないってどういうことなんだろう...あとあんなにたくさん続々とスパイご一行様がぞろぞろ侵入してるにもかかわらずただ始末するだけで何も対策をしない組織はおひとよしなんだろうか...そして博士はどうしていきなりあんなにぽんこつ化してしまったのだろう。はとぽっぽが～ってなんなんだ。
　と、つっこみだせばきりがないんですが、今回は出番が多いということもあって安室さんと赤井さんのキャラクターがより掘り下げられている。特に公安だとわかったはいいもののいまいち何がしたいのかわからなかった安室さんが能力も経験も豊富でありつつ感情任せに突っ走っていく未熟な部分を描写されていた反面、確かな腕前と目利き、落ち着いた状況判断にもとづく余裕を持った赤井さんとのコントラストがいいアクセントになっていたと思います。たぶん関係ないとは思うんだけど、あのすれちがう観覧車のてっぺんに立って戦うあれ、カリオストロの伯爵とルパンが歯車のうえで戦うシーンを思い出してしまった。
　そしてビーイング信者の私は五年ぶりのビーズ、というかビーイング系アーティストの映画主題歌復活に泣いて舞を踊ったのですが、あんなに内容に沿った歌詞をビーズが書いてくれたのははじめてではないだろうか？沈黙や他の映画の曲もところどころフレーズは入っていたけど、この曲はまさにこの映画のためだけに書き下ろされていて、私は感動で胸がつまりました。ビーズありがとう、そしてどうかこれからもコナンをよろしくお願いしますビーイング。頑張ってビーイング。

　そして灰原さんなんですけどね あのね すごくよかった....
予告であんなすごいものを見せられた私の胸には「コ哀がすごいよ 心して鑑賞するべし」という声と「いやいやコナン予告お決まりの本編では使われないせりふと映像っていうパターンだから 期待しすぎるなよ」という声がせめぎあっていたんですが、期待してもぜんぜん大丈夫、あったよあのシーン。せりふはちょっと変わっていたけど、言葉にしなくてもあの場面からは痛いほど灰原さんの切実な思いが伝わってきました。いや～灰原さんは今年も本当に素敵な女の子でした。私の好きになった灰原さんがそこにいました。劇場版いつも本当にありがとう、まだまだ世の中捨てたもんじゃないね。昔よりも成長し昔と同じ心と魅力を有した灰原さんの姿に生きる希望を見出すかのごとく私は感激したんですが、でもこれはみてもらわないとわからない感動だと思うので、事細かにいろいろというのはやめておこうと思います。ただひとついわせてもらえば　わたしも灰原さんに匂いを嗅がれたい それだけ書き残しておこうと思います。





　ちょっとテンションがおかしくなっているんですけれども、これはぜひ見てほしいな～！突っ込みどころ満載ではあるんだけれども、コナンという作品に対するわくわくを久しぶりに取り戻せた映画でした。コナンは私にとってバイブル、分岐点、もはや体の一部といえるくらいの存在なので、コナンをまたこういう気持ちで楽しめることが本当に嬉しいしありがたいです。二回目も見に行こうっと～