2021年02月22日 (月) 19:13
先般、
mRNAワクチンについてのエッセイを上げたのですが、ファイザー社(独国のビオンテック社との共同開発)の新型コロナのmRNAワクチン(商品名:コミナティ筋注)について二つの朗報がありました。
朗報その1
人口の半数近くが一回目の接種をうけているイスラエルでは、感染予防の有効率が89.4%もあるとの調査結果がでたもよう。
さらに死亡を防ぐ効果は何と99%に達するとか。
コミナティ筋注は日本にも六~七千万人分入るらしいですから、順調にいけば日本の人口の半数近くに行き渡ります。
このワクチンを接種する人が増えれば新型コロナは麻疹(はしか)や風疹(三日ばしか)と同じく予防注射をしていれば社会の脅威とはならない病気の一つになりそうです。
朗報その2
これまで保管や輸送に-75℃という超低温が必要とされていましたが、色々状況を洗い直したところ、二週間以内なら-15~-20℃ぐらいでも大丈夫との事。
家庭用冷凍庫が-18℃ぐらいですから超低温ではなく冷凍で輸送や保管が可能となり運用のハードルが物凄く緩和されます。
全国津々浦々のスーパーやコンビニに冷凍食品を運んでいるんですから、それぐらいの温度の冷凍車は幾らでもありますし、冷凍庫はどんな病院でも準備できるでしょう。
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アストラゼネカ社のアデノウイルスベクターワクチンは欧州では効果に疑問の声が上がっていると聞いています。あと、副反応も強いとかなんとか。
もう少し調べて触り程度は理解してからでないと何とも言えないですが、私が現時点で理解している範囲ではベクターワクチンはその機序からして安全性に振ると有効性が落ちるように思えてならないのです。
ファイザー社製とアストラゼネカ社製のどちらの新型コロナワクチンを接種するか選べるならファイザー社製を選びます。
ファイザー社製・モデルナ社製・アストラゼネカ社製の三択でもファイザー社製かモデルナ社製。
アストラゼネカ社製しかなくて接種するかしないかの選択なら接種する。
現在の私の心情はこんな感じです。