2017年03月25日 (土) 22:39
私、spring snowが國永航様よりバトンをお受けいたしましたので私の作品の「陽光の黒鉄」より大和を招待して質問に答えていただきましょう。
それでは大和さん、宜しくお願いいたします!
「え、は、はい! 大和、出撃します!」
第一問、自己紹介をお願いします。
「私は大和型一番艦の大和です。呉生まれでつい先日は米戦艦と戦闘を行いました。少し怪我はしてしまいしたが、この程度で大和は止まりません! 今、妹が佐世保で訓練中で間もなく会えるとのことでしたので、楽しみです!」
それでは第二問、好きなタイプは?
「え、す、好きなタイプですか! いやぁ、そのぉ、ええと……。あうぅ、言わなきゃ駄目ですか? あ、駄目ですか……。分かりました、言えば良いんでしょう、言えば! 金剛さんみたいに落ち着きがあって、紅茶が好きな人です!」
あ、何か機嫌が少し悪くなってしまいましたね。いや、まあ落ち着いて、後で間宮さんの羊羹あげるからね。
「え、間宮さんの羊羹ですか! 本当に本当ですね! 約束ですよ! もし破りでもしたら、私主砲でこの作品消し飛ばしますからね!」
え、それは困るんだけど……。まあ後で買ってやるか。
それでは気を取り直して第三問、自分の好きなところは?
「え、もちろん私が持つ最強の兵装、46センチ三連装砲塔ですよ! それら三基が織りなす斉射時の衝撃と音は何物にも代えがたい快感を与えてくれますね! あとあと……」
え~、編集の都合上、ここから先はカットさせていただきました。
続いて第四問、直したいところは何ですか?
「う~ん、食べ過ぎちゃうところですかね。どうしても戦艦は燃費が悪いのでかなりの大食いの艦魂は多いんですよ。え、食事はどうしてるかって? 私たちも普通の食事を取りますよ、人間と同じ。入手経路は軍機なのでお答えできません! 量はそうですね。一般の男の方の三倍から五倍くらいですかね」
え、マジか。俺より圧倒的に食ってる。
まあ、いいや。第五問、ずばり何フェチですか?
「……。それ乙女に聞きます? 流石に無神経すぎません? え、どうしても聞きたい? 仕方がありませんね……。良いですか、一度しか言いませんよ。耳をもっと近づけて! ……です。これバラすの禁止ですからね!」
あ、分かりました。ありがとうございます! 皆さん、大和さんは……ってまずい!
主砲がこちらを向いている! いや、それ洒落になってないから、大和さん、お琴は出さないで、弾いちゃ駄目、いやああああ!!! 総員たいブツッ!
ーーーーーーー通信が乱れております。しばらくお待ちください。ーーーーーーー
ふう。大変な目に遭った。近くに核シェルターがあって助かったぜ!
「ちっ! 仕留め損ねましたか。いずれ必ず……」
はい、それでは第六問、マイブーム何ですか?
「マイブームですか。最近は艦魂同士でお茶会を開くことにハマっていますね」
あ、その話は定期的に今後も載せていくのでお楽しみに!
はい、続いて第七問、好きなことは何ですか?
「先ほども言ったようにお茶会をやる位なので、紅茶を淹れることや飲むことですね。種類だけでなく季節によっても紅茶の風味は少しずつ変わったりもするのでそういった面も楽しんでいます」
ありがとうございます。私も結構淹れるの好きですよ。おかげで家族には紅茶入れ係みたいな役職に着けられていますけど……。
「あらあら、それはお気の毒に」
楽しそうですね。
まあ、良いです。第八問、嫌いなことは何ですか?
「やっぱり、戦争は嫌いですね」
おや、戦艦なのに戦争は嫌いですか。
「ええ。艦魂は確かに戦うときは気分が高揚します。しかし、いざ終わってみると仲間や敵の艦魂が傷つき、悲しむことしかありません。そんなことは嫌ですね。もっと平和な時代に生まれていればな……」
やはり艦魂というのは複雑な立場なんですね。
人間も傷つきはしますが、艦魂も同じということです。
さて残り二問となりました。九問目です。
読者に一言どうぞ!
「はい。正直、連合艦隊旗艦の私が言うのも何ですがこれから先の戦争は日本にとって厳しいモノとなっていきます。間違いなく被害はトラック諸島沖海戦の比ではないでしょう。ですが私は大日本帝国が負けぬよう精一杯頑張ります。応援宜しくお願いします!」
では、作者からも一言、申し上げさせていただきたいと思います。
大和さんの言うとおり今後の日本は厳しい体勢に立たざるをえないでしょう。何せ国力が桁違いの国を相手取っているわけですから当然のことです。そうした中で艦魂たちがどのような思いを抱き、奮闘したかを読者の皆様に伝わるよう全力で描いていきたいと思います。
今後も「陽光の黒鉄」を宜しくお願いします。
それでは、そろそろお別れのお時間となって参りました。
最期に次に誰を指名するかを考えたいと思います。大和さん、どなたがよろしいとかありますか?
「そうですね。國永航さんが仰っていた架空戦記の作者でのバトンの発想は面白そうですね。せっかくですしそういった方を選ばれては如何でしょう?」
そうですね。ですが、生憎そういった方で今、受けてくれそうな方がいらっしゃらないので、今回は別の方にしましょう。
そこでヨシ様にお願いしましょうか。お受けしていただけると良いですね。
それでは、またお会いしましょう!
「また作中でお会いしましょう!」
「間宮羊羹、くださいな!」
砲口を向けながらそういうことを言うことを人は「恐喝」と言うのだよ、大和さん。
「いえ、買い終わり次第撃つことは決まっているので恐喝ではありません。死亡宣告です」
いやあああ!!!
大和さんかわいいですねえ!