2022年05月10日 (火) 22:30
先ほど最終話を投稿しました。
最後までお付き合い下さった皆様、本当にありがとうございました。
今世界で起きている悲劇のことを考えると、第一話のタイトルといい内容といい、タイミングが悪かったようにも思います。ただ、事態が起きる前に投稿を始めてしまったので、覚悟を決めて続けました。
以下、執筆裏話。
じつは、今日投稿した最終話とは別に、もう一つの最終話が私のPCには入っています。”読者としての私”が、予定されていた結末に不満を感じ、別の結末を求めてきたため、急遽書き上げたものです。
その時点で、予定していた最終話はほぼ書き上がっていて、”作者としての私”はその出来に満足していました。それなのに、”読者として私”に押されて別の最終話を書き始め、二つを並べて悩むことになってしまったのです。
新たに書いた結末も、悪くはありませんでした。”読者としての私”は、「こっちにしようよ!」と強く主張しました。
で、悩みに悩んで悩み抜いた結果、最初に書いた最終話を採用することにしたのでした。
もう一つの最終話は、消すのはもったいないので、私のPCの中で塩漬けにしたいと思います。
さて、次回作ですが……。
自分に課した課題が重すぎて、まったく書けていません。
設定や登場人物を変えて三度書き直し、現在第三話まで書き上がっていますが、これが全然面白くないのです。このまま進めても、途中でイヤになるのは確実です。
課題を変えるのは悔しいし、かと言ってこのままでは何も書けない気もするし。
ということで、次回作は当分先になりそうです。
新作投稿の際はよろしくお願いいたします。
何かと気が滅入るニュースが多い昨今ですが、皆様、心身のバランスにお気を付けてお過ごし下さい。
コメントありがとうございました!
いろいろな物語を書いてみたいと思っているので、今回はSF風現代劇となりました。男の私が書くにはちょっと……な内容だったかもしれないので、違和感なく読んでいただけたかどうかが心配です。
書き直し、やっぱりありますよね。でも、今回ほど悩んだことはありませんでした。ノベルゲームのように、マルチエンディングにしようかと考えたほどです。
過去作品の書き直し分は全部消しましたが、今回の最終話だけは、Another Storyとして取っておきたいと思います。
次回作が滞っているのは、自身に課した課題「怒濤の展開」が重すぎたためです。
どうやら私は、細かいことを抜きにした早い展開を書くのが苦手なようで、いちいち前提を作ったり、いちいち説明したりしてしまうのです。結果、文章が長くなり、展開が重くなり、テーマから掛け離れた作品ができ上がっていくのでした。怒涛の展開スキルはぜひ身に付けたいと思っているのですが、難しい……。
課題の中には「一話完結」もあるので、五十鈴さんのアドバイスにあるように、短編でも書いてみようかなと思い始めています。
次回作投稿の際にはまたお付き合いいただけたら嬉しいです。
季節は初夏ですが、最近の気候は気持ちのいい時期が少なくて、いきなり暑かったりジメジメだったりします。どうかお体にはお気を付けてお過ごし下さい。