2016年11月17日 (木) 09:24
じゃあ、いきなり、本文を書いてください。
……書けない、という場合には、テーマや、あらすじ、5W1Hなどを書いてみるのも良いでしょう。人によっては、むしろそちらの方が、本文以上に書けなかったりします。
あとは、構成を書いてみましょう。話の展開を箇条書きにしたものです。
そして、とにかく、本文を、書くのです!
はじめの第一稿は、叩き台です。全面書き直しが前提なのです。
とにかく、質(完成度)を上げるためには、量を書かなくては、おぼつかない。
そして、本文を書き続けることで、主人公の人間性を、おぼろげながら、少しずつ、つかむことができるのです。
書いたら、休憩しましょう。あなたの好きなアニメや映画、漫画、小説などを見返すのも良いです。セリフ回しなど、参考にしてください。
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間を置いたら、改善点や工夫が思いつくはずです。
新しいファイルに、新たな本文を書きましょう。古いファイルは、捨てずに残してください。それもまた参考になるかもしれません。
――こうして、新たに書くことを繰り返すことで、文章のみならず、話の運び、セリフ回しが、磨かれ、洗練されてゆきます。冗漫さも軽減されるでしょう。
はじめは、おぼつかない足取りで歩いて行った、かつての道が、だんだんと、踏み固められ、より無駄なく頑丈な道を歩めるのです。
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大切なことは、もう語り終わりました。
次回からは、補足です。