妖怪転生語録part2
2018年02月20日 (火) 14:37
第二段となる語録補足説明です。判り難い点がございましたらご指摘をお願い申し上げます。


妖器《ようき》
本編では「妖力を具現化させる」という言い方をしていましたが、その中でも実体化させた物についてこう呼ぶ者もいます。というか名称を定めておかないと大変ですよね(^_^;)計画性の無さが露見しています。

妖具《ようぐ》
先述の妖器の一種で、こちらは武器を指します。作中では妖力を実体化させ、使用者のイメージにより様々な形を形成できる。と説明しています。特に戦闘時に作り出さなきゃいけないというルールもなく、込める妖力の量により妖具の強さも変化します。なお属性を付与する事も可能であり、その場合は形状の維持に通常以上に精神力を使う事になる。人類にも似た事が可能だが、それが可能な者はほんの一握りである。

断罪の刃《シザークロス》
主人公光一が主として使う妖具。巨大な鋏の形をした片手剣。鋏という事もあり内側にも刃がある。通常の鋏でいう指かけの所の丁度真ん中の所を掴み剣として扱う。漆黒の刃と群青色の柄。刃の表面には赤黒い逆さ十字が刻まれており、本人曰く「断罪の刃というネーミングと見た目の意味は鋏を開くとまるで悪鬼悪霊の類から罪人まで裁く十字架のようだったから」との事だが、そもそも自身も魑魅魍魎となり果てている時点で可笑しな話である。
それも開いて持っているとどこぞの悪魔の殺人鬼を彷彿とさせるのだが、本人はそれについて無自覚のようだ。そっとしてあげよう。

心喰族《しんしょくぞく》
別名『マインドイーター』と呼ばれるそれは人の心に巣くう、もしくは人間の負の感情などを糧に生きる妖魔の事。
かの有名なろくろ首や唐傘お化けなどはそれの筆頭で、人間を驚かしてその時の恐怖心を喰らい(見て楽しむともいう)生きている。だがそれ以上の事はしないので心臓の弱い人じゃなければ直接命に関わる事は無いと言ってもいい。
大戦後の盟約を交わされた後も最も影響を受けなかった種族ともいえる。
が、橋姫や禍機草(十二話に登場するオリジナル悪魔)などの様に、人の嫉妬心や疑心を利用するタイプはその存在に気付きにくく、間接的に死に関係するので厄介極まりない。他人を疑う心に鬼が隠れているのか、他人の心に鬼が潜んでいると疑うのか・・・。疑う目に映るは人か鬼か・・・文字通り疑心暗鬼である。

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