活動報告です。
2020年07月30日 (木) 06:59
 皆様、こんにちは。平谷望です。

 七月もそろそろ終わり、世間的には夏休みのムードが近づいていますね。寒暖の激しい夏ですが、皆様が体調を崩していなければ幸いです。

 さて、今回活動報告を書かせていただいたのは他でもありません。二章幕間の終わりと共に宣言した、投稿頻度についてのお話をするためです。
 それについて詳しく説明する為に、少しばかり私事に触れさせていただきます。

 まず始めに、そもそもどうして現状で毎日七時を更新としているかについてお話しします。毎日朝七時というのは私の前作から引き継いだ投稿時間なのですが、この七時というのは、通勤・通学をする皆様の朝を少しでも明るく出来たらな、という意図で設けていました。
 実際どの程度の方が電車なりバスなりに揺られながら拙作に触れて戴いたのかは分かりませんが、この朝七時という時間については、現状変えるつもりはありません。変わるのは、『毎日』の部分になります。

 私はこれまで毎日、平均六千字の更新を続けてきました。どうして毎日続けてきたのかと言われますと、単純に皆様に話の先を早く見せたいからです。私は長らく『読み専』という立場に居まして、隔週や不定期の更新の作品に目を通すこともありました。
面白い作品に出会っても、その作品が不定期更新ですと、なんとも追う気力が萎びてしまいます。
 先を読みたいなぁ、と何度も思うことがあって、毎日更新してくれないかなぁ、と思うこともありました。

 私が毎日話を投稿するのは、『それじゃあ自分は毎日投稿しよう』と、ある意味での自給自足のようなものをしたかったからです。
 そして同時に、毎日投稿という義務で自分を動かそうとする為でもありました。

 正直に言いますと、私は皆様が思っている程、殊勝な人間ではありません。勤勉ではなく怠惰な人間ですし……実は皆様の見えないところで、何個も作品を書いては消してを繰り返しています。この平谷望という私が生まれるまでに、おおよそ三人から四人の屍を通り越してきました。

 自嘲や自虐のようであまり口にしたくないのですが、私は自堕落な人間です。すぐに気が散りますし、ゲームに熱中して夜の十一時までで執筆ゼロ文字という日もありました。
 それでも、そんな私がここまで投稿を続けられたのは、勿論皆様の応援のお陰ですし……それと同等に、義務感があったからです。

 毎日投稿をしなければならない、という義務感がなければ、私はきっとどこかで手を緩めていたと思います。前作はその義務感を最大限に活用して完結まで漕ぎ着けましたが……本作においては、それはかなり難しいことです。
 まず、第二章がそもそも前作に匹敵する(恐らくは越えている)長さですし、一章に続けて二章を書くのは、本当に大変でした。道中文が覚束なくなり、時折休みを取ったことからもそれは分かると思います。

 何が言いたいのかといいますと……単純に、もうこれ以上を毎日更新することは、無理なのです。体力的にも時間的にも、私の限界に近いところまで全てを絞りきりました。
 ですから、これからの投稿を三日に一度にしたいと思っているのです。

 どうして三日に一度なのかは、私の怠け癖がギリギリ義務感に勝てるような度合いを調節してのものです。一週間に一度というのも考えましたが、それをすると恐らく私はこの作品を書き上げることが出来なくなってしまいます。

 一度宣言した毎日更新を取り止めるのには抵抗があり、皆様に作品を届ける速度が落ちてしまうというのも非常に心苦しい所ですが……どうか、ご理解戴けるよう、心からお願いします。

 長々と暗い話をしてしまいましたが、拙作はこれからも長く続いていきます。魔王ヴァチェスタが何を見て、何を思い、何を考えて生きていくのか……そうして、そんな魔王が最後に抱く『夢』とは一体何なのか。
 どうか、楽しみにしていただければ幸いです。

  それでは。
コメント全4件
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ゆっくりで構いません
ただただ体調にお気をつけてください
まったり
2020年08月07日 19:12
ゆっくりでいいので自分のペースで行ってください!私たちはいつまでも待ってます!
瑞月風花
2020年07月30日 15:40
とても長いお話のようなので、作者様のモチベーションを保てるような投稿の仕方で良いと思います。私なら毎日書き続けるなんて出来ませんもの。
金塊がどのような夢を見るのか、それを楽しみに待っております。では、平谷さまもお体にお気をつけて、この夏をお過ごし下さいね。
暇神
2020年07月30日 12:07
これからも頑張ってください、一読者として応援してます。