遅れませながら、多少気持ちの整理がついたのと鉄血の続編をやるくさいという話が合ったので

まぁ、散々言われてますが糞みたいな最終回でした。

モビルアーマーが目覚めたところまではまぁまぁ面白かったんだけど、そのあとがね……とま色々突っ込みどころが満載なんですが最終回のエピローグに絞って変なところを指摘しましょうか。

ま、そこまでの展開がその後に必要だったかといえば、特に必要無いで終わっちまうのはシナリオとしてゴミですがね。


・鉄華団＆マクギリスを討ち、早期に暴動を鎮圧したギャラルホルンは威信を回復

→全く意味不明です。この件はどう頑張っても内輪もめです、内輪もめ起こした軍事組織が対外的にマイナス評価を得る事あれ、プラス評価が付くわけがありません。
また、ギャラルホルンの信用が失墜したのは特定勢力との癒着（アーヴラウは当然自分たちの事なので知ってます）及び、禁止兵器の使用。（ダインスレイヴを大義があろうがバカスカ撃ちまくってるので悪化してる。）

結論、この件でギャラルホルンの威信は失墜以外あり得ません。逆に言えば、大義名分さえこさえれば自分たちの作った法をガン無視する強大な軍事組織とは、即ち世界の敵でしかありません。

抑止力は過ぎれば恐怖となり、戦禍を招く。第一次世界大戦で学んだことでしょうが、脚本家は小学生レベルの知識もないのだろうか。


・ギャラルホルンを民主的な組織に再編
→国家じゃない組織が民主的って意味不明です、国民いないのに民主化出来るわけないだろうがと
警察がいきなり、自分たちはこれから民主的な組織になります。とか口にしてもはぁ！？にしかならないでしょう。

民主制は基本的に統制を否定するシステムで、軍隊は統制がなくては機能しないシステムなので水と油です、中学校からやり直しましょう。義務教育の範囲です。

ついでにインタビューとかで民主的であって、民主化ではないとほざいてるようですが、『民主的な組織に再編』とモノローグで語っておりこの場合、民主が形容動詞、～的なとつかわれているため名詞として機能するので民主的＝民主政治として機能するので軍隊の民主化と言っちゃってるわけです。
　
形容動詞は小学校中学年の内容です、小学校へ入りなおしない。
・清濁併せ吞む
→清濁併せのむは、善人も悪人も、卑怯者も正直者も抱え込む度量の大きい人を指す言葉で作中のような建前と本音を使い分けるとか、二面性があるとかそういう言葉ではありません。

あえて言いましょう、ｇｇｒｋｓ。

なお一番近いのは酸いも甘いも嚙み分けるです、小学校からやり直して来たらどうでしょうかね？


・火星支部を縮小、各国家圏は火星の支配を断ねん
→コロニー群及び、火星という植民地無くして地球の経済は成り立たないと一番最初に言ってたことは忘却の彼方ですか、そうですか。

火星の独立を許せない事情が地球圏にはあるので、そもそもこれも成り立ちません。ご都合主義ですね。
さらに火星の貧困は火星の資源の枯渇に由来してるので地球だよりの経済状態は根治せず、足元を見られ続けるので独立なんて『不可能』です。

第一、あんな中小色んな武装勢力が混在してる場所で民主制なんて内乱の坩堝になるだけ、火星が紛争地になるだけ。
アラブの春とか最近の事も知らんのか？


・ヒューマンデブリ禁止条例
元々圏外件の違法行為を今更禁止とか……、というか如何に条約結んでも火星支部を始め圏外圏の統治を放棄したギャラルホルンには取り締まれないでしょうが、上記との矛盾により文字通り口約束。

なおヒューマンデブリはIDを抹消された人間なのにID改ざんで別人になりすます、だけどそれは本国の首相クラスが本国でやらないと無理とか

火星の海賊は本国の首相並みの権限もってるんでしょうかね？


・暁爆誕ｗｗｗｗｗ

生物としての生態により、哺乳類は無重力では受精しません。また脊椎は形成に重力が必須であるため存在自体が成り立ちません。というか、無重力だと男のアレが勃たたないので行為自体が無理です。

一億歩譲っても、奇形児がせいぜいです。


まぁ、ほかにも言いたいことは腐るほどあるんですが―――――これ、シナリオ作ったやつ、真性のバカじゃないのか。と思えるほど矛盾やら違和が多すぎて正直、萎えます。

ダインスレイヴなんて中学の理科で論破できるレベル、

ＳＦってのは、ある程度のファンタジー要素を含みつつも、そうなるかもしれないと思わせるところが味噌なので、こんなご都合主義ファンタジーにも劣る同人誌以下のレベルですね。